実はおりも小学生のころはかなりのヘビマニアでしたw
その中でいくつかエピソードを紹介したいと思います。
ただ、当時は誰も信じてくれなかったので
あまり人に話したことがないです。

実家の裏は田園と山で、当時はかなり自然が残っていました。
たいていは、そのまわりでいつも一人で遊んでいました。
小さな新興団地だったので、近所に友達はいなかったのです。

まわりの田んぼは休耕地が多く、大きな湿地や藪になっていて
よくその周りで遊んでいたのですが、
そこにはなんとなく大きな生き物がいる気配がするのです。
これは第六感のようなもので説明できませんが
「存在」を感じるのです。
(「存在」を感じる話は大人になってから読んだ本の中で、似たようなことを
言っている人がいてびっくりした)

そしてある日、ついに出たのですw
巨大なニシキヘビがw
当時すでにヘビに詳しかったので、それがニシキヘビ類と
すぐに気が付きました。
ただ、全体が茶褐色で異常に地味でした。
自分はそのヘビの姿を記憶しようと田んぼの畔を走りながら
ヘビを追いかけたのですが
そのヘビは大きな畔と交差する用水路に入っていき、
そこから二度と出てきませんでした。
中をのぞいてみても、まったく姿がないのです。
大きさは2m位の幅の大畔よりも大きかったので
ヘビの全長は3～4mくらいだったと思います。
しかし、大畔よりも体が大きいのに、どうやって隠れたのか
まったくわけがわかりませんでした。

自分は「大蛇が出た！！大蛇が出た！！」と大騒ぎで家に帰ったのですが、
親は「あ、そう」くらいの反応で、当時からまったく信じていませんでした。
だから、親が信じないのだから、絶対友達も信じないなと思って
それから、そのことを口にすることはほとんどありませんでした。

今でもその場所はあるのですが、すっかり変わってしまって、
あれは夢だったのではとすら思えてしまいます。
ただ、親が「大蛇が出た！！大蛇が出た！！」と
騒いだことを覚えていたので、
あれは夢ではなかったのだ、といえるのです。

続く