無駄に費やす日々~日常という名の非日常~

透明マリォ

2009年4月5日スタート!
ほとんど更新しませんがよろしくお願いします。
最近は主に小説を載せております。
たまに、自分流の哲学を織り込んでいたりします。
新小説のタイトルと少しの設定を求む!! By狐鞠

小説第1話(なんかマンガみたい)

自作小説

小説復帰記念小説『黒髪の少年エルフと老犬』
  第1話『伝説と父』

老犬「記憶のピースを集めなければ続きを知る事はできない。それは、私に認められることととってよい」
エルフ「よ、よくわかんねぇよ」
老犬「要するに、旅に出てわしの記憶を取り戻せたら、伝説をすべて聞けるわけだ」
エルフ「そんなもん聞いたってどうしようもないんじゃないのか?」
老犬「お前へのメリットとすれば、お前の父さんにあえるかもしれんのだぞ」
エルフ「父さんに?!」
老犬「そうじゃ、お前の父さん“アメリ”も伝説を求めて旅に出た。もしかしたら会えるかもしれないぞ。」
エルフ「と…父さんも伝説を…」
老犬「じゃなかったら、そんな手紙をよこさんだろう。」
エルフ「そりゃぁそうだろうけど」
老犬「それとお前の兄さんもな」
エルフ「兄さんまで?!」
老犬「ああそうだ。伝説の謎をな」
エルフ「伝説の…謎?」
老犬「ああ、伝説の謎は、わたしの記憶の中にあるのだ」
エルフ「記憶かぁ…」
老犬「そうだ、今の状態でも少しは謎について分かっていることもある」
エルフ「それじゃあ教えてくれよ!!」
老犬「それは無理じゃ」
エルフ「どうして?!」
老犬「認められなきゃいけないのだ」
エルフ「あっ忘れてた!!」
老犬「まったくじゃ…お前の父さんと兄は私も認めたやつらじゃったがあいつらはそれでも自分で伝説を見つけに行ったんだ」
エルフ「そうなんだぁ…」
老犬「それじゃあ旅の準備をしろよぉ…」

  続く


今日の名言(その2)
「ドジ踏んでへこんじまうのは、自分の実力よりはるかにプライドが高すぎるせいだよ。」

以上!