スリランカ旅行2
(2)2日目『その1』
1日目の続き。
部屋の前に案内されると、部屋から2人のボーイが出てきた。
事前に旅行社には追加料金を出して少しグレードアップを依頼していたので期待した。
中に入ると暗い部屋、更にアップグレードした割には狭い。がっかりだった。
ツインの部屋にしては一つのベットはエキストラベットで、ギシギシいう。
ベットの掛けるものがシーツ(布)だけ。
冷蔵庫が無かったので入れてもらった。
強いて良い所と言えばバスタブがある所くらいだった。
歯ブラシや部屋履きスリッパもなかった。
風呂に入って部屋が寒く、温度コントローラーを上げたが一向に暖かくならない。
何度か設定ををして最後は30度に設定して寝た。バスローブもなかった。
夜中に寒くて起きてしまう。エアコンを切ってみた。
それでも館全体が冷えているようで寒く、毛布を探したがどこを探しても無い。
バスタオルをかけて、二人で震えながら寝た。
2日目 朝食はバイキング。野菜中心にソーセージなどを食べた。
ホテルのイメージが悪くあまり覚えていない。
スリランカがすべてそうだと思うが、エレベータなどがこちらで言う2階が
1階の表示になっている。 1階はというと「G]GROUNDとなっていた。
初めて乗るときちょっと戸惑う。
朝7:30出発。アヌラーダプラへ向け数時間のドライブである。
ガイドさんはラージャさんと言って日本に数年間住んだことがあるとの事だった。
昨日と同じ衣装で、後から見ると白のチジミシャツに白いズボン、黒の皮靴。
頭の髪の下の方は直線で切りそろえてあり、一見日本の「やくざ」の様であった。
前に回ると、胸にプリントがあるのでそうは見えないのであるが…
話し方は優しい話しぶりだった。
移動に使われた車は、日本のトヨタ プリウス(中古)が使われていた。
周りを見ると本当に日本の車が多く走っていた。日本と同じ左側通行である。
タクシーとして使っている3輪車以外はほとんど日本車といっていいくらいだった。
日本の中古車がすごい量輸入され走っている。
車は輸入されそのまま使っており、○○銀行××建設と表示された車もあった。
乗っているプリウスもそのままの様で、ハイブリッドのエネルギー動作がそのまま
前面の表示パネルにカタカナ表示していた。
運転手の人にはこの日本語が分からないのでなないかなーと思った。
中古のプリウスは400万ルピー位するらしい。(新車は500万ルピーとか)
スリランカのバスは、2種類ある。
白と赤く塗られた2種類のバスで、公共交通(赤)と私バス(白)に分けられる。
スリランカには殆どの所にヤシの実とバナナの木が生えている。
この時期はヤシの実が生り、バナナも木の上の方に出来ていた。
場所によっては電気柵が設けられている。
鹿、猪、象などを避ける為だそうだ。日本とは避ける動物の種類が違う。
道路の両側にはこれらを売る店が出ており、ヤシの実は50ルピーで売ってるらしい。
これが冷たく冷えていればいいのにな~と思った。
たしかベトナムに行った時、ヤシの実の果汁を飲んだ時もそう思った。
スリランカ島の西側から中央北部まで約250㎞行くので車はすごく飛ばした。
対向車を見ているとよく右ウインカーを出して車線をはみ出し走っている。
危ないなーと思いながら見ていたが、乗っている車もそれをやり出した。
道路は片側1車線なので、殆どの車が追い越しをするためにこれをやる。
対向車を見ながらバスや3輪タクシーをほとんど追い越していく。
私などまねができない運転で、すごい技術である。
乗っているのが飽きた頃アヌラーダプラの観光地に着く。
今から2500年以上も前にスリランカ最古の都市があったところで、
町の至る所にダーガバと呼ばれる仏塔遺跡が点在する、古代仏教王国と
いってもよい町です。
最初はイスルムニヤ精舎である。 紀元前3世紀ごろ、
当時の王デーワーナンピヤ・ティッサ王が仏教の保護を目的にこの地に建設した。
本堂には横たわった巨大な仏像が設置されている。
近くの岩肌には御堂が造られている他、数多くの神々をモチーフにした仏教彫刻を
見ることができる。
観光地に入るには裸足でなくてはならない。(靴下履きはOK)
門の前に下足番が居て靴をグループで50ルピーで預ける。
当日はそれほどカンカン照りでないので良かったが、雲がない日などは
足の裏が焼けそうだろう。(熱いときは靴下履きがいいかも知れない)
スリー・マハー菩提樹
紀元前3世紀に、インドのブッタガヤから、仏陀がその木の下で
悟りを開いたと言われる菩提樹の分木を運び、植樹したと言われています。
ルワンウェリサーヤ大塔
町のシンボルというべき仏塔で、紀元前2世紀に造られました。
高さは55mで、仏塔の周りはゾウのレリーフで囲まれています。
塔の先端にはクリスタルが乗っています。
その他、クッタム・ポクナ(修行僧の沐浴場)、
ジェータワナ・ラーマヤ(3世紀建立のスリランカ最大の仏塔。高さ70m)
などを見た。
昼食は近くのレストランにてブッフェスタイルの食事だった。
スリランカと言えばやはりカレーだったので、2種類のカレーを食べた。
魚、豆、鳥、野菜などのカレーがあった。ご飯も数種類あった。
やはり食べなれた日本のカレーの方がいいと思った。
果物は豊富だった。マンゴー、スイカ、オレンジ、パイナップル、バナナなど。
バナナは木で熟したもので、形は小さいが甘味と少しの酸味があり美味しかった。
2日目のお昼までの関連ある写真を以下に示します。
http://bluemarine.cocolog-nifty.com/kaidouken/2015/10/2-7949.html
http://bluemarine.cocolog-nifty.com/kaidouken/2015/10/32-8082.html
長くなるので今回はここまでとします。
つづく
Maa
2015/10/07 14:41:23
ホテルは、せっかくグレードアップしたのに、残念でしたね。
昼間の写真から、気候的にはまだそれ程寒くない、、と想像してましたが、寒いんですねぇ、、。
なかなかインパクトのある1泊目になりましたねぇ。
スリランカの自動車価格は、高いですねぇ。
マイカー持っている人は、お金持ちですね。
250 km の移動は、やはりたいへんだと思います。
交通事故が気になります! 無事で良かったです。
アヌラーダプラの菩提樹は、超〜有名ですね。
御利益あるかも、、です。
私も、是非行きたいです。
スリランカのお茶とか紅茶、気になります!
ディジタル
2015/10/05 00:50:38
ここのホテルはひどすぎます。
何か忘れていて急きょ部屋を用意したような気がしました。
カレーはあまり好んでは食べません。それしかなかったので食べた感じです。
パラパラのご飯が好きになれないです。
今回のスリランカも世界遺産に指定されているもので、毎回そんな感じの所に旅行しています。
コレット
2015/10/04 20:51:00
ホテルの対応は、これが普通なのですか?
毛布はフロントへ連絡して
持ってきてもらえないのでしょうか。
日本では考えられないですよね。
写真を見せていただきました。
食事も今一って感じですね。
果物が美味しいのは良いですね。
ディジタルさんは、こういう古い建物とかに
興味がおありなのですか。
でも、楽しいご旅行だったら
少々の事は仕方がないですよね。
長文お疲れ様でした。