猫野サンタ

お月さまの土産話(続)

日記

長逗留した月で、ウサギさんから聞いた話。

うれしいこと=雨が降らない。

悲しいこと=太陽が怖い。

 まぁ、月は大気中に雲がないから、雨が降らない・・・いや、重力が小さいから大気を維持できないのだ。その代わり、雨具がいらないし、いつでも美味しい餅が食べられる。

 一方、大気がないから太陽の紫外線をロに受けて、日焼けどころの話じゃない。「因幡の白ウサギ」話は月で紫外線ヤケドしたウサギの実話ともいわれている。

 結局月ウサギさんと再会の約束をして、オラは地球へ戻った。いちおう名刺はもらったが顔写真がないから、どのウサギと会ったのかわからない・・・子悪魔猫だからねぇ。