脳活『為ブログ』270

2015/10/26 18:07:12

　　突っ張り外交。

　安倍首相と中国の習近平主席の突っ張り外交を傍観していると、

今にもドンパチが始まるのではないかと不安を覚える。軍事専門家

はそんな馬鹿なことをするほど、子供じゃないと分析している。

　しかし、素人目には喧嘩をしても一銭の得にもならないだろうと

思っていても、売り言葉に買い言葉だ、何時、殴りあいにならない

ともかぎらない。それに臆病な誤解が重なって、面白半分に一兵士

が銃の引き金を引く可能性だってある。

　軍人はメンツを重んじるから、撃たれたら打ち返すのが当然である

と形式ばった正当性を振りかざすから厄介になる。私には愉快な提案

がある。それはツッパリの肩透かし作戦だ。とりわけ、ベトナムや

フィリッピンが警戒している南沙諸島の中国の埋め立て地である。

　もし、中国が自由貿易の寄港地として世界に開放すれば、緊張から

一転した融和政策になるだろう。アメリカも内心では埋め立て地の

自由解放を狙っているのではないかと思っている。この時に安倍首相

はどのようなスタンスをとるかである。安保法案を成立させた以上、

緊張が続いてくれることを望んでいるのだろうが、さて、米中の駆け

引きでアジア政策が、どう転ぶか、楽しみである。

ごま塩ニシン