脳活『為ブログ』272
時代の波と歌。
歴史は、光が波打って来るように、出来事の波として
進行していくのではないか。天候にしろ、ファッション
でも経済事情においても、山と谷を作って押し寄せては
アッという間に去っていく。似たような事柄であっても
同じことの繰り返しでは決してない。
今、書くことがなくて、阿久悠作詞集「人間万葉歌」
CD五枚組を聞いている。2005年ビクターとあるから
もう、十年前、阿久氏が亡くなられた直後に発売された。
第一盤が「愛と悲しみの旅路」という見出しで、都はるみ
『北の宿』『雨やどり』、五木ひろし『契り』『港の五番町』
など19曲。第二盤は「スター誕生」という見出しで、ピンク・
レディーの『ペッパー警部』『S・O・S』『透明人間』など
24曲が収録されている。
これらの曲を聴いていると、時代を誰もが感じる。
阿久悠氏は時代の鼓動を聞き取るように、しかも、振り返り
ながらも、時代の先を見据えて歌詞を作っていたように思う。
状況を読み取る歌詞が、現在はないように感じるのは私だけ
だろうか。
歌は青春と共にあるというが、現状はあまりにも暗い。
例えば、ヘッドホンで聞く音とスピーカーから聞く音の違いの
ような錯覚を感じてならない。
アメショ
2015/10/28 14:50:14
読みましたよ。大人が、音楽を、聴かない、買わない、のか、現在、身にしみて、わかる。リンクと、背景までも、含めてしまうのだ。だから、TVやラジオから、流れてくるで、十分なのだ。少し引くと、見えてくるって奴です。時に、もう、ウザイのだ。毎年、同じ。