獅子ゆずのマーマレード

2015/11/02 22:20:40

新鮮なうちに、と思い、昨日獅子ゆずを解体してみました。

　赤ちゃんの頭ぐらいある実ですが、直径の半分くらいは皮。白いワタの部分をどうするか悩んだのですが、レシピを検索すると、ワタの部分を捨ててしまう人が多いみたいです。でも、以前知人にご馳走になった砂糖煮は丸ごとでしたから、試しに捨てないで作ってみることにしました。

材料…獅子ゆず一個

　　　グラニュー糖　獅子ゆず正味量の3割前後(今回は240ｇ使いました)

①実を四つ割にして、皮と実を分ける。

②皮は、ワタの部分を残したままで幅１〜２センチくらいに切り、

　それを薄くスライスする。皮を計量しておく。約530ｇでした。

③②をたっぷりの水と鍋に入れ、沸騰させてから湯を捨てる。

　これを４〜５回繰り返して苦みを取る。

④湯がいている間に、実を袋から外す。袋と種は茶漉し袋に入れておく。

　実だけの重さも測ります。こちらは大体250ｇでした。

⑤一度水切りした皮と実、ひたひたの水とグラニュー糖の半分、

　それに種を入れた茶漉し袋を鍋に入れて火にかける。

　大鍋にいっぱいになりました。

　沸騰したら弱火にしてことこと。

　途中で残りの砂糖も入れ、とろみがつくまで煮詰めます。

⑥煮詰めている間に、ビンとふたを煮沸消毒して乾かしておきます。

⑦出来上がったら熱いうちにビンに入れます。

⑧マーマレードを入れたビンに緩めにふたをして、再び煮沸。(脱気滅菌です)

⑨熱々のところで鍋から取り出し(やけどに注意!)

　ふたをしっかり締めて、逆さまにして冷まします。(倒置放冷です)

　なんと、ジャムビン8本＋大瓶１本分できました。

お鍋の残りを味見しました。苦みが残っていますが、香りがさわやか。甘みが少なめでしたので、甘いのがお好きな方はもう少し砂糖を多めに。獅子ゆずは、「鬼ゆず」とも呼ばれていて、邪気を払うという縁起物だそうです。お歳暮にできそう。

sakiです