セカンド

秋の歌声

小説/詩

知らない間に秋が深まっていく
そう思った瞬間

柔らかく差す日差しに
庭に置かれた自転車の青い車体が光る

目に眩しい
金色の光の反射は何かを訴えているかのよう

青く抜けた大空
雲はいったいどこへ行ったのか

鳥のさえずりが聞こえる
実もない枯葉だけの枝

飛び立つと
それは空の中へと落ちて行った

波紋も無く
澱みもない青い空の底へ

心の中って
私の心の中って

今は静かに呼吸をしている
どこからか子守唄が聞こえてくる

今青い空の深い底から
やさしい歌声が聞こえてくる



ふと庭をみると
自転車に陽の光が当たっていました

のどかですよね

そう言えばこの所
詩みたいなもの?を書いてないなって思いました

ポンと頭に浮かんだ言葉です
言葉たちであって詩ではない?

と思っているのですが・・・


  • セカンド

    セカンド

    2015/11/05 00:47:48

    奈柚様

    今日のどこまでも青い空・・・
    清々しい感じでした

    青い空に
    紅や黄色に舞う枯葉

    万華鏡の世界かも?

    そう、ちょっと鍛えて
    ラガーマンっぽく変身なんて考えました

    でも腹筋一回で腰痛が・・・
    これにて終了^^

  • 奈柚

    奈柚

    2015/11/05 00:05:22

    ちょうど湖面に映った空を逆に見てるかのような不思議な錯覚を覚える詩ですね

    空に落ちる 

    なんて事無い言葉の羅列に乗って
    一気にパラレルワールドへ…
    その「落ちてる」間 落ち葉が舞ってる
    そんな感じです

  • セカンド

    セカンド

    2015/11/04 22:29:41

    いしころ様

    コメント
    ありがとうございます

    今日の空はあまりにも澄んで青かったです
    上に向かって空を覗き込んだ感覚?

    そのまま空の底に落ちていく感じがしました
    不思議な感覚です^^

    秋の色に感じる音は
    心の中で聞こえる音です

    今日は小春日和・・・
    そんな休日です

  • いしころ

    いしころ

    2015/11/04 17:23:31

    青い空はいつも心に広がる
    清らかに澄んだ湖
    空を見上げ
    心をほおりこんだ瞬間
    いつも還る原風景に
    身を委ねることになる
    ふっと視界に入ってきた秋を
    上手くとらえられましたね~
    秋の歌声・・いいなぁ~
    さすが師匠の言葉たち
    5感+α の α は
    誰にも真似できない人それぞれの世界
    やっぱり私はセカンドさんの世界観が好き
    詩・・なんていう狭い枠組みを飛び出して
    自由に駆け巡る言葉たち・・でいいのだと
    ありがとう~素敵な言葉たち(^^)/

    (私は今朝 障子窓を開けた瞬間に目に飛び込んできた
    ハナミズキの色づいた木の葉のきらきら透き通った
    葉擦れの風に秋を感じましたよ)