セカンド

浮遊

小説/詩

冬を誘うかのような
秋の雨は冷たい

雨に濡れたイルミネーション
幾何学的なコンクリートから成る街並み

濡れた舗道に滲んでいる光
様々な人工物の波長が揃って歌っている

雨の冷たさとと夜の暗さと自分だけが
自然からの置きみやげ

私の心が浮遊している
雨に打たれ夜の暗さにまぎれ

うっすらと笑みを浮かべ
うっすらと涙を流しながら

今日という日を食べつくしながら
明日と言う日を待ち続けている



駅から見下ろした雨の街の風景
相変わらず無言で皆を呑み込んでいるかのよう

ポツンと置かれた自分を
探している自分が見えました

  • セカンド

    セカンド

    2015/11/16 01:14:14

    奈柚様

    激しくもなく、しとしとと降る雨に
    何かを感じます

    よくわかりませんけど・・・

    人混みに一人浮いている自分が
    知らない人たちといっしょに流れていく

    そしてまた
    見知らぬ人たちと無言ですれ違っていく

    ん~
    でも都会って好きです




  • 奈柚

    奈柚

    2015/11/15 23:46:22

    人混みだからこその孤独感を感じます
    その自分を見つめる目が 寂しさを感じさせないですね
    浮遊感 分かります…
    きっと囁くように降る雨のせいです

  • セカンド

    セカンド

    2015/11/15 23:10:31

    いしころ様

    ホッとする瞬間
    いいですね

    真冬でも
    日差しは暖かい

    そんな心を
    いつも持っていたいですね^^

  • いしころ

    いしころ

    2015/11/15 22:02:53

    早く帰っておいで
    ぽっと灯る明かりのもとに・・
    そっと手を開いて
    ほぉ~っと息をかけてみよう
    つくり物でない優しさが
    お帰りって迎えてくれるから

    お風呂にします?
    ご飯にします?
    そんな声を遠くに聞きながら
    湯気の中に
    心 泳がせてみた

    いつもそばに居るからね
    ほかほかの湯気が
    にっこり笑ったよ

    秋の雨は冷たくもあり
    優しくもある・・
    おやすみなさい
    また明日

  • セカンド

    セカンド

    2015/11/15 21:54:01

    夢子様

    ボ~っとして景色を見つめていると
    たまに色々と浮かんできます

    もっとも
    そうでない時の方が多いですけど

    今日はお休み
    雨が上がったら暖かくなりました

    車を洗ったら猫の足跡が屋根にいっぱい・・・
    裏の家のニャンコですね

    なんか楽しくなった秋晴れでした

  • 夢子

    夢子

    2015/11/15 12:41:59

    幽体離脱でしょうかね~?