Mary Mallonの館

本当に’知っている’人は饒舌に語ったりなどしない

日記

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「知者不言、言者不知」
(知る者は言わず、言う者は知らず)

 

真実を知る人はあれこれしゃべらないし、
しゃべる人は本当のことを知らない。
…老子のこの言葉は、今も昔も人の本質をよく言い表していますよね。

 

実際、自分のことを考えてみても、

「絶対に言ってはいけないこと」

「人には知られたくない秘密」

「本当に深刻な悩み」

…等を胸に抱えている時は、自ずと寡黙になるものです。
いつもはおしゃべりな人が寡黙だったりすると、
周りは「何かあるのかな」と勘繰ったりしますからね(笑)。

 

老子は、この言葉でもって、
ぺらぺらしゃべって知識をひけらかす行為を戒めているとも解釈できます。

 

老子には、「希言は自然なり(寡黙であることが自然な姿だ)」
と言う名言もあります。


この言葉にも表れているように、本来、人は寡黙こそが自然な姿。

あれこれと言葉を取り繕ってしゃべり過ぎるのは、自分で自分を良く見せようという虚栄心があるがゆえです。

 

みなさんも、流暢な言葉や美言、饒舌にはご注意ください!


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