さて、来週からはいよいよ「530坪のキャンプ場造成計画」に本格的に着手します。
このキャンプ場予定地というのは、
今の会員制海洋レジャークラブに隣接していますので、
（正確には、小川1本挟んで向こう岸）
キャンプに来られるお客様の駐車スペースは、
既存の駐車場を使うことが出来ます。
つまり、キャンプ場530坪は、まるまるキャンプだけの面積になるわけなんですね。
これは贅沢な土地利用といえるでしょう。

３方をほぼ山に囲まれていて、
今の会員制海洋レジャークラブの駐車場からでないと侵入できません。
つまり完全に自然に包囲された場所で、
「会員制海洋レジャークラブ」の人間以外は全く出入りができないということです。
残る１方は海ですし，
この海の海岸道路側も300坪買い付けることが出来ましたので、
山も海も、周囲1800坪がプライベートゾーンということになります。

この土地は、以前の所有者様が数十年前に、
「こんな素晴らしいところはない！」と先手を打って買い占められた場所で、
たしかに、先見の明がお有りであったことがうかがえます。
売買交渉から、3か月ほど経ってやっと買い付け交渉が成立した経緯もあり、
よほど手放すのにご思案されたことと思います。
ありがたく、大切に使わせていただきます。

このキャンプ場をどういう展開にするかという点では、
たいへん参考になるご意見、ご提案をたくさんいただきました。
ありがとうございます。
その上で、わたしなりに考えたことは、
既存のキャンプ場を参考にしすぎて、
新規のお客様数を増やすことを目的とはしたくないということでした。
平たく言うと、
このキャンプ場は、
すでに会員の「海洋レジャークラブ」の会員様専用ということになります。
つまり誰でも彼でも皆、来れる場所ではない。
チョー閉鎖的な、開けたキャンプ場です。（開けているのは思考といいたい）

実は、うちの「会員制海洋レジャークラブ」も、
至って閉鎖的なレジャー施設で、
あらゆる広告媒体はおろか、インターネットをもってしても
「どうしたら入れるか」は分からないようになっています。
いまいらっしゃる会員様は、毎年会員ナンバーを消去されますから、
1年づつ意識して更新されませんと、会員からも自動的に外されます。
ましてや在籍中に問題行動等が明るみに出ますと「除籍」ですし、
子会員が不始末を起こされた場合、
芋づる式に親会員様まで連帯責任で「除籍」になります。
（そうしないと、無責任な入会者が増えてしまうので）
ですから、すでに会員でいらっしゃる方でも、
誰でも友達を誘えるかというと、そうではないのですね。
誰でも、まず自分の会員資格を大事にされますから。

ではさぞかし会員数も少ないでしょう・・・と？
いえいえ、毎年新規更新で200名様を下回ったことあありません。
ここへ、休止会員様が舞い戻られたらあっさりもう100名様は増員するでしょう。
そんなところへもって、広告なんぞ打とうもんなら、
会員数倍増ではききません、収拾がつかなくなります。

もう十分すぎるくらいのお客様を頂いていますので、
今いらっしゃる皆さま、お一人お一人に、
より一層の充実したレジャー施設をご提供できますように、
熟考したキャンプ場を作りたいと思いました。

申し訳ございませんが、
一般のお客様は入場不可と相成る次第でございます。

この頃のオートキャンプ・ブーム、
高級キャンプのグランピング、
今までの伝統的なキャンプ場も、
もう、お金儲けのレジャー施設は他にたくさんありますから、
1件ぐらい世の中に逆行した会員制レジャークラブがあってもいいころだと思います。
それで行きましょう。
「そんなことでは、先行きは絶対不安だ」と思います？
いえいえ。
だって、会員様の多くはご自分のブログやSNSをお持ちで、
皆さまがそれぞれ「口コミ」をされるのです。
それでは、ますますわたくしどもは隠れて隠れて、潜んだほうが良いのです。
その方が面白い。

過去に、「新規会員申し込み」をされた方で伝説的な方がおられます。
「GoogleMAPで探してきた！ここで小型ボートを出艇させているに違いない！」
このお客様には、アタマが下がります。
この執念が、これからのレジャーには必要なのではないでしょうか。
自分が遊びたいことは、自分の眼と手と足で探す！
そして見つけ出したら突入する！
このお客様に、教えていただいた大切なことでした。

面白い方が、面白いに決まっています。
当「会員制海洋レジャークラブ」、
その面白い方を取っていきたいと思います。

さー、キャンプ場（になるか、巨大ドッグラン人間付になるか！？）
面白いヤツを、造るぞーっ！