初めて幽霊らしき物を見たと言う・・・・

兄は対向ニ車線の道路を車で走っていた。対向車側の歩道から黒い人影（二次元的な一枚の黒い紙でできた様な黒い人影）が手を挙げて「あ、すみませんね、どもども」みたいな感じで車がビュンビュン走る対向車線をひょいひょいと横断しはじめた。

・・ほんの数秒のできごと・・「あ、あぶない！」とドキっとしてたいてい夢から醒めるような嫌な「ヒヤリ感」・・・まさにそれ。

ぶつかった・・・その瞬間にその対向車とすれ違った・・あわててミラーから後ろを覗いたら対向車は急ブレーキで止まるでもなく、普通に道路は何ごとも無かったように流れていた・・・・


ヒトのカタチをした黒い紙でできた人影・・・交通事故を思わせるような出来事・・・一体なんだろう？「事故に遭うかも知れないよ」と言う何かの警告なのだろうか？

兄は今まで霊とか信じなかった。オレは何回か不思議な経験して生きて来たから少しは平気なんだけど・・・