ごま塩ニシン

脳活『為ブログ』316

日記

  鏡よ、鏡よ。魔法になれ。
 少年時代、鏡で自分の顔を見るのが嫌だった。自己嫌悪の始まり。
ナルシシズムは自己陶酔。自分が自分に惚れてしまう。ところが
小さいころから鏡で自分の顔を見るのが恐ろしかった。一重だから、
狐顔に見えることが嫌だった。ニキビ面も見るのも見苦しかった。

 コンプレックスというのか、二重瞼の人がうらやましかった。
クレオパトラとは正反対に自分の鼻が団子鼻気味なのも嫌だった。
顔というのは全体のバランスがあって、愛らしい顔というか、憎めない
愛嬌のある顔というのであれば、印象に残るし、個性が発揮できる。

 最近になって諦めがついてきたのか、自分の顔にそんなに嫌悪を
感じなくなったのは不思議である。年が年だから、悩む力も衰えて
きたのかもしれない。内心、負い目を感じていると姿勢も悪くなる
ので人生もうつむき加減になってしまう。年を重ねて、厚かましく
なって来るのか、近頃は胸を張って歩けるようになった。

 これは外見を超越して、これまで健康で生きてこられたからだろう。
姿形に囚われないで、あるがまま、なるようにしかならない。諦観かも
しれない。第一、おたふく顔は修正できない。良くしようと思う欲から
解放されたためかもしれない。諦めは、反面、強みでもあるわけだから、
もう、ああしたい、こうしたいという欲や願望を捨て去って生きる。
何かも、さらけ出して自由に生活する。こう決めてしまうと鏡も安心して
見ることができる。どう思っても奇妙な顔だが、これが自分なのである。

  • みき

    みき

    2015/12/15 21:44:29

    こんばんは♥

    鏡かぁ。
    私は髪が前の方、茶色なのが学生時代、コンプレックスでした。
    「染めてるんじゃないの?」って。
    金髪も何本かあって、それで染めてるんじゃないってわかってもらえましたけれど。
    (両親ともに純日本です。)
    誰にでも、コンプレックスってあるんですよね。

    クリスマスのイルミネーション、今が一番華やかなときかもしれませんね。
    学生時代のお友達から、メールをもらいました。
    「元気にしてる?」
    どうしてるかな〜、と思っていた矢先だったので、ちょっとびっくり。
    お友達って、本当にいいですよね。

    今週も始まったばかり、まだ先は長いです・・・(^^;)

  • あき

    あき

    2015/12/15 19:30:49

    コンプレックス。
    人それぞれあるよね。
    あたしは痩せ過ぎてることかな^^;

    ごまさんは一重まぶたなん?
    それはそれでオッケーだと思うけど。
    本人にしたらコンプレックスなんだ?

    なんにしても大事なんは中身っす。
    心が綺麗なら大丈夫だよね(=^ェ^=)