Ⅹmas イブの悲話
ニコットおみくじ(2015-12-20の運勢)
![おみくじ](https://image.nicotto.jp/html5/town/town/event/blog/omikuji201412_01.png)
ビワの運勢は大大吉でしたが、Ⅹmasが近くなると思い出す悲話があります。
ある横浜のクリスチャンである少女が、母親を看病していた時の実話です。
その母親は末期のガンで、少女は母親の病床に付き添って、24時間介護を
続けていました。
いよいよ、最後になって、物凄い痛みを訴えだしたが、お母さんは心臓に疾患があって
モルヒネのような強力な鎮痛剤を簡単には、使えない状態でした。
しかし、七転八倒して苦しむ姿に、たまりかねて主治医に、仮に、少し母の命が縮んでも
構わないから、痛みを緩和する薬を出して下さいと少女は頼みました。
主治医はしぶしぶ、薬を出してはくれたのですが、それは5時間おきにしか服用出来ない
というものでした。
その薬を飲むと、30分位はうつらうつらにとして、眠る事ができ、痛みも和らぐのですが
その後は、目が覚めて、かえって強い痛みを訴えるのです。
そして、最後の方になると、母親は「あと何分、あと何分」 と繰り返し絶叫するように
なったというのです。
「あと何分」というのは、次に鎮痛剤を投与してもらえるまで、あと何分我慢すればいいのか
という叫びだったのです。
かたわらで見守る少女としては、母親の全身の力を振り絞るかのような絶叫が心に
突き刺さり、いても立ってもいられずに、床にひざまずいて、神様に祈ったそうです。
「自分の命を半分にして下さって結構ですから、母のこの苦しみを和らげて下さい」
しかし、少女の必死の祈りの甲斐もなく、お母さんは「あと何分、あと何分」と
か弱い声で叫びながら、息絶えたということでした。
この少女のように、自分が母の苦しみを半分肩代わりしたいと祈っても、それは
どうすることもできないという現実もあるのです。
自分1人で背負うことのできない痛みや苦しみ、といった十字架が誰にもあるよね。
人はそれを、1人だけで背負って1人だけで、去っていくものなのでしょう。
思わずため息が・・・・ これが悲という感情ではないかと思うビワです。
くあ
2015/12/21 08:57:21
凄いお話しに、感動しました。なみだ~~
✞Rina
2015/12/20 21:21:52
うちの父ゎホスピスにいたから
苦しみをとるのが優先で すぐにモルヒネを投与してくれる病院だったの。
最後ゎモルヒネで、昏睡状態になり意識がだんだん戻らなくなった。
果たして父ゎどこまで、病室のわたしたちの会話を聞いていたのかなと時々おもいだすよ。
だれもが通る道だけど怖いし悲しいね。
その時、そばにいてくれる人がひとりでもいたら、私ゎそれでいいかな~。
メアリー
2015/12/20 17:58:04
かわいそうなお話ですね…
自分が苦しいのは我慢できますが、自分の好きな人が苦しいときは
心がとっても痛くなります。いやそういうレベルの話じゃないですねこれは!
健康第一ですね。
びい萩乃
2015/12/20 16:51:11
ウルウルと目頭が潤んでしまいました。
慈悲の悲の意味合いが、クリスマスになると語り草になりますね。
人間愛って奥深いですわ。