ごま塩ニシン

脳活『為ブログ』353

日記

  山焼き、花火、大とんど。
 ピリッと肌を刺すような寒さであるが、今日の午後1時より春日大社境内の飛火野で行われる大とんどに、しめ縄などお正月の飾り物を持参して、焼いてもらう。この行事で新年の祭りごとは終了する。

 神主が祝詞を唱え終わってから、囲いをした『大とんど』の周囲をぐるっと一周する。出口では、巫女さんが神酒を無料で振る舞ってくれる。建前は無料なのだが、そこは以心伝心、料金のつもりでお賽銭を出す。当然のことながら、賽銭受けの三方が置いてある。寒い中、小生が出かけるのは、この神酒がお目当てである。小さな紙コップに注がれた酒だが、飲めば体が温かくなり、気分も上々になるから不思議な効果がある。居酒屋の酒と神酒、どこに違いがあるのか、分からないないが、神聖な神酒をいただくという気持ちが快く酔わせるのかもしれない。

 夕方になると若草山に火が付けられ、花火が炸裂して、どどどーんと大輪の火炎が夜空を染める。見学している人に無病息災、良縁繁栄が達成出来たならば、それに越したことはない。祭りは一種の景気づけである。人間生活には一呼吸する遊びが必要なのである。朝から夜中まで、鼻先にニンジンを求めて、四苦八苦しているだけでは駄目である。息抜きが大切である。昔の人は、いろんな行事を創作して、ギクシャクした人間関係や憤懣を、少しでも和らげるために行事を行ってきたのだと思いたい。

 神棚のことで珍奇な話あり。我が家では台所に神棚を祭っている。台所は水と火の世界である。水で洗いものをし、洗った新鮮なものを火で調理する。こうした行為の安全を守護するために「すいじんさん」を祭っている。正月に榊を神棚に捧げた後、容器の水をこまめに替えていると長持ちする。それが毎年のことだが、一年間持つのだ。つまり、現在の榊が年末まで持つのである。榊の生命力の凄さを感じてならない。花屋が言った。そんなことされたら、商売になりません。

  • みき

    みき

    2016/01/24 09:46:57

    おはようございます。

    雪は積もらなかったです。
    よかったわ〜(^^)v
    そういえば、一昨年だったでしょうか、成人の日に大雪になったのは。
    あの日は学術大会に出席したんですけれど、電車が止まりそうという情報が入って、1時半くらいで失礼して帰途につきました。
    そのあとすぐに、本当に止まっちゃったみたいで。
    わ〜、間一髪、って思ってたら。
    ・・・お家に着いたら、雪が積もってドアが開きませんでした・・・(>_<)
    お家に着いて、一番先にやったことが雪かき(^^;)

    普段、雪が降らない地域って、いきなり弱点を衝かれることがあります。

    今週もよろしくお願いします♥

  • みき

    みき

    2016/01/23 20:18:41

    こんばんは。

    おかげさまで、今週の業務、終了いたしましたm(_ _)m
    4時くらいに帰って来られました。
    予定通り(?)、先ほどまで寝ちゃってました(^^;)

    今晩も冷えるみたいですね。
    こちら、パラパラですけれど雪が舞っています。
    どうか、積もったりしませんように・・・(^人^)
    明日の朝、どうなってるかしら?
    ちょっと怖いです(笑)

  • あき

    あき

    2016/01/23 12:19:39

    この時期、火って聞くだけで癒されるな。
    ましてや、山焼き・花火・大とんど。
    お祭りって言葉も愛おしいくらい笑顔になれますわ。

    火の用心。普段は気をつけないといけない火。
    使い方・見方によって様々だよね。

    プラス。またまた色んな事が勉強になりましたわ。
    いつもブログの更新が楽しみな私です(=^ェ^=)