うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

インフルエンザの時にたまたま…

テレビ

なんとなくみてしまうテレビ…。
とくにないなあ。
ほんとにない。
ずっと、テレビがない生活していたから。
DVDをみたくて、途中でかったけれど。
二週間に一度ぐらい、内職をやるときがあって、
そのときに、DVDとかみるかな。
なんとなく筋がおえる軽いもの。
だんだん音のない生活になれてしまっている。
まえは創作活動するときは、音楽きいて書いてたんだけど
今は無音。
テレビも、たぶんそうしたことと関係して、
うるさいと思うようになってしまったんだろう。

あ、でも、インフルエンザのとき、なんでだったのか、テレビつけっぱなしで
寝ていたことがあった。ニュースでもみようと思ったのか。
そのまま高熱で、けす元気がなかったからか、ともかくつけっぱなしで。
なんだか、清原さん逮捕のことばっかりやっていて
睡眠学習みたいに、彼の逮捕の経緯、経過、覚せい剤のことなど、
くわしくなってしまったことがあった。
寝ていたのに、けっこう頭にはいってきてたんだなあ。

覚せい剤が怖いのは、薬で圧倒的な至福を味わえるからなんだって。
それを体験したら、もう実生活で味わうどんな楽しみも、楽しみではなくなるぐらい。
それって、本末転倒だと思う。
実生活で至福が味わえないのなら、生きている意味がないではないか。
実生活というのは、薬にたよらない生活、という意味ね。
別に実際の生活でなくとも、幻想の世界も含めて。
薬で至福…というのは、みずから考えることをやめてしまった
至福をもとめるだけの人間以外の生きものだと思う。
かれらをどうこういう気はない。
わたしは、ただ、人でいたいので、そうした薬に
興味がもてない、というだけだ。