ひまわり畑を眺める一匹猫

招き猫

猫はただ、風に吹かれながらひまわりの花を観ていました。
まるで懐かしいぬくもりを思い出しているかのように。

日本語の意味

テレビ

最近思うところがあります。
テレビを見ていて、日本語が乱れているのと違うかなぁ?と。
ま、私の日本語もそれほど褒められたもんじゃないってことはわかっておりますよ。
自分の事は棚の奥に上げておいて、それでもなんだかおかしいぞと思ったりします。

特に、リアクション芸人と呼ばれるあの人。
できもしない英語を交えて、そりゃもう酷いものです。
同じスワローズファンなどとテレビで公表してほしくないのであります。

少し前に、とても人気のあったユニットがありました。
「ザ・イエローモンキー」
そもそも、イエローモンキーってのはアメリカ人が日本人を馬鹿にした言い方であります。
それをユニット名にしちゃうかなぁ?と、ちょっと疑問に思ったものです。
言うなれば、西洋人が自分のバンド名を「KETOUJIN」と名付けるようなもんです。

今、巷を賑わしている別のユニット。
「ゲスの極み乙女。」
これなんかもう、わけがわかりません。
そもそも、下衆という言葉は最低最悪な人間。
言わば、ひとでなしという意味の言葉です。
万が一、自分をそう呼ぶ者が居たら、自分の能力の全てを使ってでもそれを否定し、取り消させる努力をすべきです。
それほど酷い言葉だと私は解釈しています。
それを極めるわけですから、そりゃもう人の底辺ですよね。
その言葉を、自分のバンド名にする・・・。
全く理解できません。

人が使う唯一の意思疎通の手段である言葉。
言葉の裏側には、当然様々な思惑が隠されているものです。
それどころか、その言葉自体の意味すらあまり気にせずに使っている人が多いなぁと感じてしまいます。
アメリカからやってきたヒップホップという文化の中にある、ラップという音楽ジャンル。
ゴロがいいというだけで歌詞に採用される言葉たち。
しかしながら、意味もない言葉の羅列だけでは、それはもはや文化と呼ぶにはあまりにもレベルが低すぎると私は思うのです。

2つのユニット名を挙げてしまいました。
彼らの音楽が好きだという方には、大変申し訳なく思います。
しかし、せっかく持った素晴らしい音楽の才能を、もう一歩前進して適正な国語的要素を持って更なる高見へ引き上げていただけたらと、そして誰でも疑問符を持たずに楽しめる音楽を作るミュージシャンを目指していただきたいと、私は考えているのです。


#日記広場:テレビ

  • 招き猫

    招き猫

    2016/06/24 00:21:48

    夏やん
    コメント遅くなってごめんよ。

    私の場合は全てがバンド名でパーでした。
    聞く気にもなれなかった。
    そういった先入観なしに聞いた、夏やんは素晴らしいと思う。
    でもまぁ、結果としては私と同じだったことが残念でならないよね。

    村下孝蔵さんは、ミュージシャンとして最高の人の一人だとおもう。
    それは本当に間違いないし、否定する人もいないと思う。
    だからこそ、あの年齢で逝ってしまったことが残念でならないね。
    彼の年を重ねたあとの作品も聞いてみたかったと思うもん。
    さだ氏が昔の楽曲を引っ張り出して唄っていたり、徳永氏が他人の楽曲を歌ったり・・・
    村下さんはそんなことをしただろうか?
    きっと彼なら、自分らしい素敵な日本語を自分の曲に載せて書き続けたと私は思う。
    本当に残念でならない。

    ラップってさ、ホント日本語はアウトだよね。
    かっこよくしようとすればするほど、ダザくなるって気付いて欲しい。
    中にはあるよ、すげーのが。
    例えば、日本で初めて日本語でラップを歌った、吉氏の作品。
    「おら東京さ行くだ」
    あれは名曲?だと思う。
    それから小林克也さんの日本語最強ラップ
    「うわさのカム・トゥ・ハワイ」
    https://www.youtube.com/watch?v=lUQfl-N8D44
    ま、かなりクォリティの高い英語が入ってるけど、これなんかかっこいいとさえ思う。
    特に日本語の方言を使った辺りが、すごい発想だと思うよ。

  • 夏夕空

    夏夕空

    2016/03/14 16:37:11

    ゲスの極みの乙女・・・音楽性がとても私とは合いません
    たった一曲ですが途中まで聞いてやめました
    たぶん他の曲も二度と聞く事はないでしょう
    が、そんな曲も今の人達には受けるんでしょうね~
    時代を感じますな><

    日本語は世界一美しい言葉と私は自負しています
    村下孝蔵さんの曲なんかは世界一日本語が綺麗な音楽だと
    私は思っています。

    ヒップホップやラップはとても悲しい事に日本語には合わないと思います
    まあ、そういうのが好きな人がいてもおかしくないし批判はしないです
    が、私が好きな音楽ジャンルからは外れていますw

  • 招き猫

    招き猫

    2016/03/06 00:52:10

    らてぃあさん
    ああ、増えたねぇ、名前だけのタレントの人。
    特に多いのが、アルファベット表記で名前だけの人ね。
    ま、名前で個性を表現せんでも、自分の仕事内容や作品の力で評価されりゃいいのにって思います。
    原因のひとつに、買う側がそれに惑わされて適正な評価ができなくなったってのもあると思います。
    私などは、たとえどんな優れた楽曲を作る、あるいは奏でる人でも
    「下衆の極み」と名乗る人のものは聞く気になれませぬ。
    好きだという人には申し訳ないんですけどね。。。

    らてぃあさん。。。
    いいお名前じゃないですかぁ^^

  • 招き猫

    招き猫

    2016/03/06 00:44:06

    なめ
    一所懸命ってのは気が付かんかったなぁ。
    普通に新聞なんかでも「一生」を使ってたりするし・・・
    どっちが正しいのかすらわからん。
    ちょっと調べてみたところ、武士が一つの領土を命がけで守ることから
    一所懸命になったとある。
    発祥は「一所懸命」なんだろうね。

    幼児言葉ってのもありがちだよな。
    洗濯機なんかを普通に「せんたっき」と発音したりね。
    すいぞっかんとかね。
    「あったかい」なんかもそれと同じなんだろうねぇ・・・。

    うんうん、名前の当て字なぁ。
    「宇宙」と書いてひろしと読ませたり、はるかと読ませたり・・・。
    そんなん読めるはず無いわっ!って思ってしまう。
    ウチの息子の本名は、まともな読み方にしてあるから、安心しとくれ。

  • らてぃあ

    らてぃあ

    2016/02/27 09:14:34

    個人が必要以上に賛美される現代の弊害なのかもしれませんね。

    苗字を名乗らないアーティストが増えてる中タクヤ、コージとかアミとか、名前だけなら人と被るから誰も名乗らない名前を考える。〈ゲスの~〉なんて〈下種〉悪いもの+〈乙女〉どちらかというと良いものなんて誰も考え付かない名前です。

    ネットでらてぃあなんて意味不明な名前を名乗っている私が言うのもなんですが、

    名乗る人の品性は反映しますね。

  • なめこ

    なめこ

    2016/02/23 23:43:44

    眠い目をこすりつつ来ましたよ!

    「乱れ」は昔からあって(いつ頃を昔というのか、はて?・・・)、誤用が当用になった事例はいくつもあるっ
    て聞いたことがあります。例えば(なめこレベルでわかるのが)
    一生懸命かな?本来的な意味では一所懸命なんですって!
    しかし、「いっしょうけんめい」と入力すると出てくるもんね!

    寒かったある日タクシーに乗って、「あー あったかい」と思わず口にしたら、運転手さんから「あったかい」というのは
    幼児のことばだから、大人は「暖かい」と言わないといけないとご注意を受けたことがありました・・・
    日本語にはいささかうるさいんですと、弁解されてましたが。

    あと気になるのは、変な当て字
    正しい漢字遣いがわかっていて当て字を用いるのは、まあ「遊び」と譲歩もできるけど
    小さい子供たちがインパクトが強い当て字の方を覚えちゃうんじゃないかと、ちょっと心配になる

    素足を生足(なまあし)と言ったりするのも、気持ち悪いな。

  • 招き猫

    招き猫

    2016/02/21 22:35:01

    魔女先生
    あはは、確かに!
    自らをそう名乗っているのだから、それでいいのかも知れませんねぇ。
    しかしながら、彼らの音楽が好きだという著名人が意外にも多いのには驚きであります。

    えと・・・
    矜恃という言葉の意味はもとより、読み方すらわからずに再びGOOGLE先生に問い合わせてみました。
    奇しくも、「矜恃」という言葉と「恃」という言葉は全く別の意味で解説されておりました。
    なんじゃこりゃ?であります。
    ま、私といたしましては、もしも使うことがありましたら、魔女姐様の方を信じます。
    つかですよ、誤用だけど認めるって、辞書の必要性ってどうなんすかねぇ?

  • 西の魔女

    西の魔女

    2016/02/21 22:16:59

    バンド名の通りのことをしたんだから、話題にするのも変だけどねぇ・・・
    逆に聖人君子のようなことしたら、それこそニュースでしょうにw

    乱れは、数々ありますよ。それを変化ととらえるべきなのかどうか、迷うところではありますが。
    私が最近気になっているのは、「矜恃」という言葉。
    もし、プライドという意味で使うのならば、「恃」が正しい。
    「矜持」は、全く別の意味の言葉です。襟を正すというほどの意味になります。
    ところが、天下の大新聞や、大作家さんに至るまで、平気で誤字を使っています。
    辞書までが、誤用ではあるが認めると書くものさえある始末。
    仕方ないんでしょうかね?

  • 招き猫

    招き猫

    2016/02/21 22:14:46

    らふさん
    へぇ~、YMOの事は知りませんでした。
    でも、なんとなくそれはわかる気がします。
    彼らが活動をしていた頃は、日本は歌謡曲全盛の時代。
    その中でテクノという新しいジャンルの音楽を展開してた訳ですから、自分たちは今までの日本の音楽に一石を投じようとするものだという自負があったのではないでしょうか?
    そんなメッセージが見て取れるんです。

    では、ゲスの極みはどうなのでしょうか?
    乙女という言葉も使っていますよね。
    乙女は純真で穢れのない女性という意味。
    前出とは全くの逆の言葉であります。
    よくそういう突飛なタイトルってありますよね?
    例えるなら、舘ひろしさんの「冷たい太陽」。
    真逆の言葉をくっつけて、そこからなんらかのメッセージを発信しようとする技法です。
    では、「ゲスの極み乙女。」はどのようなメッセージが込められているのでしょうか?
    私はわかりませんでしたので、GOOGLE先生に問い合わせてみました。
    すると、ヒットしましたよ。
    まだバンド名が決定する前の事。
    メンバーの一人がこの問題の言葉が書いてあるバッグを持っていた。
    その言葉がいいではないか、とバンド名が決定されたというお話。
    某漫才コンビのフレーズから取ったとかでも無いらしいのです。
    しかも、自分で考えたとかでもなく、ただパクったというのが真実という・・・。
    そんなもんでした。

    >名は体を表す・・・
    まったくねぇ^^;

  • らふらす

    らふらす

    2016/02/21 09:54:50

    YMOのイエローも、東洋人をひにくってつけたんじゃなかったっけな?

    下種の極み、たぶん、インパクトだけで付けたんだろう!

    ま、名は体を表す、ですからね。^^