脳活『為ブログ』394
朱雀大路の側溝の発掘説明会。
平城京には朱雀門から羅城門に向かって南北に朱雀大路が造られていた。この道路の西側の発掘がなされていたが、本日、側溝を確認できる遺跡の説明会があったので出かけた。多数の古代史ファンが遺跡を取り囲んで説明を聞いた。
朱雀大路は道幅約70メートル、側溝を入れると約74メートルもある平城京のメインストリートである。当時、大陸との外交において新羅や渤海から使節団が入朝すると、朱雀門の前の道路で歓迎行事が行われたと推測されている。朱雀大路は飛鳥時代の下ッ道の延長線上に造られているから、奈良盆地を南北に結ぶことによって人や物の流通を促したと考えられる。
都が平安京に遷都してから平城京は廃れる一方であった。建物は解体されて新しい都、平安京に移築されていったかもしれない。その他、西側溝から和同開珎、萬年通寶なども出土したと、調査に携わった奈良文化財研究所の発掘調査資料に記載されている。私は古代史に憧れるファンにしかすぎないが、地道に歴史を掘り起こしていく研究員の方々に敬意を表したい。
考古学は事実をして語らしめるのが仕事であるから、余計な推理は解釈を間違える可能性もあるので、軽率に針小棒大に騒ぎまくる小生のような性格には辛抱できない職業である。成果が判明した時点で説明を受ける、これほど気楽なものはない。発掘は文献にない、埋もれた歴史の真実を掘り起こすわけだから、宇宙探検みたいな魅力ある仕事ではないだろうか。ただただ、尊敬するしかない。
アメショ
2016/03/06 19:17:52
忍者とか、何かをかえして、歴史を教わるなら、いいかな。
頭に、入ってこないんよ。じゃぁないと。
みき
2016/03/06 09:31:09
おはようございます。
昨日は啓蟄だったんですね。
暖かくなるのは嬉しいんですけれど、虫さんが動き始めるのは困ります・・・(>_<)
昨日はお家に帰ってきて、そのまま寝落ちしちゃいました・・・
今月から、土曜日も1日勤務になっちゃったんです。
当初提示された労働条件とどんどん変わっていっちゃってるので、4月からある大学病院に移る方向でお話を進めています。
今日は雨の予報でしたけれど、ちょっと遅れているようですね。
夕方から降り始めるみたい。
明日の朝までにはやむといいな。
今週もよろしくお願いします♥