うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

五月はそういえば…。

イベント

記念日、特別な日…。
命日かな。
父の命日、猫の命日、そして土方歳三さん。
といっても、なにをするわけでもないのだけれど。
ただ、今日は命日だったなと、思うだけ。
父のお墓、いろいろ宗教的な事情があって
お参りするのがむつかしいところなので…。
けど、心でいつも父のこととか考えているので
それでいいと思っている。
猫にもお墓がない。
けれども、遺品たちを大切にとって、写真とともに
かざってある。
猫も父もわたしの胸のなかに生きている…。
土方さんは、二人とはちょっとちがうけど。
わたしの胸のなかで生きているかと問われると
どう答えていいかわからない。
私が小学生の頃から好きな歴史上の人物…
熱狂的というほどではないけれど。
ともかく土方さんの命日の5月11日がくると、
ああ、命日だったなあとぼんやりと思う。
というか、父も猫も土方さんもみんな命日は五月だ。
気候的にはいい季節なのに。
だから命日なのに、いつも暗くはならない。
五月はかなり好きな季節だ。
緑がまぶしいし。
いきいきと見える季節。
だからこそ、命日たちにふさわしいのかもしれない。
光と闇、生と死。