ごま塩ニシン

脳活『為ブログ』404

日記

  ドアの向こうに。
 ドアをノックする時、緊張するね。偉い人とか、上司である役付の人の部屋を訪ねた時、コンコンと叩いて鳥肌立つことはないか。思いを寄せている人が居る部屋ならば、緊張どころか、顔を見るだけで胸が躍らないか。失敗して、謝りに行く時も、別の意味で緊張し、覚悟がいる。要するに、ドアの向こうにはドラマのネタが転がっているかもしれない。逆に、それが地獄の扉だったりして、世の中は油断ができないから、まず、用心することである。ドアの向こうには何があるか分からない、ということがいいたい。

 勉強をしていると思ったら、ゲームをしていたり、怪しげな本を読んでいたりと思わぬ情景に遭遇しないとも限らない。お姉ちゃんの部屋を開けたら、男がいたなんてことはないだろうね。泥棒が潜んでいる場合だってあるから、ドアの向こうの世界には、人間ドラマが潜んでいるのである。人生で初めて見る光景であったり、恐怖の隠れ空間であったり、感激の宝箱であったりする。

 こんな漫画チックな話もある。警備員をしていた時、先輩の課長がドアを開けたら熊が、クマがおったんや。「わしはビックリして腰を抜かしたんや」。そらそうだろう。ビル警備の深夜巡回に出て、クマに遭遇すれば、ビッグニュースである。消防から警察からテレビ各局のカメラマンが殺到するだろう。「それが、クマのぬいぐるみ」と気づくまで十分くらいかかった。前日にサービス課の社員がお得さんの行事で仮装大会があって、出演した後、クマのぬいぐるみを職場に持って帰っていたのであった。ドアを開けた、机の上に置いていた。意図があったのか。

  • アメショ

    アメショ

    2016/03/16 18:57:22

    出来ないのは、惰性・なーなーだから。
    それと、何か、やっちまった奴は、逆に、礼儀ただしいぜ。ふふ。
    二面性。