脳活『為ブログ』417
階級と階層について。
日本の優良企業が投資に失敗して、海外の企業に買収されるニュースを聞くと、寂しい気分になって来る。社長も日本人から外国人になる。つい、民族意識が出て、そんな会社の製品は買わないと思う人も出てくる。実際にこうした外資系の会社が増えている。この世の中、やっぱり、資金の持っている会社が市場支配を強化している。日の丸船団ばかり追いかけていると、乗る船が無くなってしまう。
働く者にとって資本家が誰であるか、そもそも関係がない。労働に見合った賃金を正しく評価してくれて、生活が安定すればいいのである。働き手は自らの知恵と労力を提供することによって賃金を受け取る労働者なのである。こうした人々が社会の生産活動の担い手になっていることから、これらの人々を労働者階級という。19世紀に『共産党宣言』が発表されて以来の呼び名である。
ところが、資本主義社会が発展して、この労働者の中から出世をして社長になる人も出てきた。つまり、労働者階級が多様な階層に分化してきている。労働者が社長になったり、労働組合の幹部が会社の労務管理をしたり、議員になって地方だけでなく国会にも進出し、行政の管理監督をするようになっている。それでは本来の金持ちの資本家はいなくなったのか。彼らは依然として巨大な力を保持している。
現場で指揮監督をしなくても、資金を動かす金融資本家として君臨している。今の支配は人格のない、無定形な金融家として一国だけでなく、世界を支配するように工作している。社長や政治家や工場長などは彼らの雇人なのである。
みき
2016/03/31 20:52:24
こんばんは♥
こちらもようやく桜が咲き始めました。
桜=入学式、のイメージがあるのですけれど、ここ数年、開花が早くて、入学式の頃にはもう散ってしまっていました。
でも今年は久しぶりに桜吹雪の入学式を見られそうです。
・・・なんて、実際に私が見られるわけではないのですけれど(笑)
明日から4月ですね。
今月もありがとうございました!
アメショ
2016/03/31 15:52:17
有難う!「与えられるより、探し出す」 心の充実。これだ。
優等生の失敗や、劣等感の失敗・矛盾。
なんで、どの分野にも、「なんでも言って来い」って奴が1人でも、いないのか?
不祥事(ふしょうじ て、ねー。