脳活『為ブログ』431
1995年のノートより。
部屋を借りていたビルの隣にあった喫茶店での話。
「今日は売り上げが悪い。」
私がカウンターに腰掛て、マスターと向かい合うなり、開口一番であった。
そういえば、テーブル席に常連客の姿がない。
「最近、明るいニュースがないね。」
モーニングについてくるトーストをマスターは置いた。
「毎朝、信用金庫の営業マンが集金によるのに、今日は寄らなかったから、助かった。払う金が貯まらんのですわ。」
「自販機のタバコ代を払う積立預金ですか。」
「そうです。それにしても、毎日来るおばちゃん。どうして顔ださんのやろう。」
「金がないのは、土日の競馬につぎ込み過ぎたからと違う。」
「それもありますな。ほんま、全然、相手にしてもらえなかった。」
そこへ常連客のおばちゃんが顔を出した。
「やあ、おはよう。」
マスターが声をかけた。
「あんた。病院前の信金潰れたの知ってるか。」
「なんやて。潰れた?。今時、銀行が潰れるか。」
「なに、言うてるのや。私ら開店の2時間も前から並んで引き出してきたんや。」
「ほんまでっか。それで集金人が来んかったのか。」
マスターは慌てて出かけた。日本の金融再編が始まった街の一コマ。
みき
2016/04/16 09:44:59
おはようございます。
昨日は帰宅後、寝落ちしちゃいました・・・m(_ _)m
地震。
日本に住んでいる以上、地震は切り離せませんけれど、心が痛みます。
私が幼稚園に入って、初めての担任の先生が熊本出身の先生でした。
ご無事であることを願ってやみません。
被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
私も、要請があればすぐに向かえるように準備しておきます。
アメショ
2016/04/16 08:58:53
角度変えて、今や、買えないものはない。
戦略??だ。
もう、ぺらっぺらだ。