セカンド

星の様に

小説/詩

つるバラが咲いた
小さな紅い花が咲いた

いくつもいくつも
なん百と

ほのかな香りがする
そう・・・あなたの



紅い花が咲いた
いくつもの数えきれない星の様に

その香りは
あなたの香りだ

花を束ねよう
あなたの願いを束ねる様に

遠い世界へと行ってしまった
あなたの笑顔を思い浮かべながら

花は優しい日差しを受けながら
爽やかな風を受け止めている

わたしが緑の葉となれるなら
紅い花と共に揺れ動こう

今視野いっぱいの
花の銀河を目に焼き付けた

息を
そっと止めながら


  • セカンド

    セカンド

    2016/05/19 23:58:03

    奈柚様

    そうなんですよ
    緑の中に浮いて見えるんですよ

    風が吹くと
    いっしょに揺れている

    星に見えたんだけど
    キャンディーでも面白いかなって今思った

    子供の頃の思い出とか
    甘酸っぱい失恋の味とか

    イチゴのような赤だけど
    黄色いレモンの様に酸っぱい・・・

    かわいらしい
    小さな花ですから^^

  • 奈柚

    奈柚

    2016/05/19 14:46:26

    視界いっぱいのツル薔薇って見たことないかも
    それを銀河と同様に感じられるのが
    セカンドさんの感性ですよね(ゝω・)
    一見適当にばらまかれように見える
    銀河の星たち と 赤い薔薇
    でも本当は 
    お互いには見えない重力 と 緑のツルで
    繋がってるんですよ

    緑の葉が埋もれる赤い薔薇を
    鮮やかに見せてくれてるんですね
    詩を読んだだけで香りまで脳内再現できそうです♪

  • セカンド

    セカンド

    2016/05/19 01:48:08

    いしころ様

    ほんと綺麗に咲いてます
    花の銀河です

    飛んでる虫は
    宇宙船か?流れ星か?

    小さな紅い花たちは
    昼間の陽の光の下と違って

    月明かりの下では
    時間が止まっているかのように眠っています

    静かに香りを漂わせながら
    5月の庭の光景です^^

  • いしころ

    いしころ

    2016/05/19 01:21:41

    とても綺麗な言葉たちね 今夜のお月さまの煌々たる輝きが
    紅いお花達を銀河のように浮かび上がらせている 私にも見えるような気がするよ
    風が流れるといっせいに可愛いお口でささやいてくれる
    遠い世界に思いを馳せてながら幸せな夢を見ましょう 
    夢にでも現れてきてくださるといいね
    バラの花がお好きだった・・気高いけれど愛らしいその香りに包まれて
    きっと宇宙のどこかで 想いが交わる場所があるはず
    視野一杯の花の銀河・・それに香り付き  なんて幸せなことでしょう
    毎年 会えるんだね 今年もそっと心寄せてあげてください
    花の命は短くとも思いは千年 万年と続いていきますからね
    今夜は穏やかな眠りにつけそうです 読ませていただいてありがとうございます
    笑顔でおやすみなさい(^^)/