ニコ友さんに、面白い記事を教えていただきました。
いわば「弱小企業における新規採用の陥りやすい失敗と対策」、
起業以来、初めての新人採用という場面での経験談でした。
ありがとうございます。

当「弱小零細吹けば飛ぶよな将棋の駒・悪徳不動産株式会社」、
「会員制海洋レジャークラブ」及び、
「NPO法人学術団体」（これは理事長は他の人だから問題なし）
これらの経営または運営を将来どうするか、
と、いう具体的かつ緊急な課題に対してとても参考になりました。

今現在では、わたしと鈴ちゃんで何とか廻っています。
いや、もしかしたら慢性的な労働力不足はあります。
労働力は不足しているのですが、
いい加減な仕事でも、誰も文句は言わないので、
チョーテキトーに仕事をやっているのかも知れません（いや、たぶんそーでしょー）
ほんとは、誰かに一緒に働いてもらいたい・・・
だけど、給料は6万円位しか出せない（ごめんなさーい。。。ごめんなさーい）
住むところと食事と、ユニクロ作業服は支給します。
光熱費電話代インターネット接続費用、車両、ガソリン代は、会社負担です。
仕事は、主に会員制海洋レジャークラブの経営管理で、
具体的には何かというと、駐車場の管理です。
暇なときは、草刈り、キャンプ場整備、大規模家庭菜園での農夫、シイタケ栽培・・・
果てしなく雑用は、積み上がっています。

福利厚生は、通信カラオケ完備、温泉施設有り、海も山もあります。
海洋レジャーがしたければ、鈴ちゃんの船を借りてください。
狩猟免許があれば、イノシシ猟も（敷地内で）できます。
なんなら、炭焼きもやってください。

こういう職場なので、
どうせ求人しても誰もやって来ないのは、百も承知、
それで、鈴ちゃんの娘ちゃんに２代目を踏襲するのだから、
こっちに住んで修行しろと言ってきました。
だけど入り婿同然の今の彼氏が、反対しています。
いいの。
それはそれで、いいんです。
「嫌だ」ってヤツほど使い物にならないヤツはいない。
来なくてよろしい。

だけど、
うちの会社で、親せき縁故以外の人を一般採用したら、
わたしは、その人に対する親族以上の責任を感じます。
わたしたちと一緒の釜の飯を食うってことは、
その人の将来に渡る責任が生じるってことです。
つまり会社の２代目は、その人になるということです。
こういう場合、どうなるんでしょう。
「雇われ社長」って言葉がありますが、
ほんとに会社をちゃんと経営していってくれるのでしょうか。
その頃は、鈴ちゃんもわたしももうこの世にはいないでしょう。
世捨て人のような「雇われ社長」が、ここで平社員からやってくれるとは思えませんし、
じゃあ、かくなる上は事業を整理することも考えておかないと・・・。

鈴ちゃんは、「やめれば～♪」って言っています。
わたしは、この地に商機を見出しているので、
「なんと、もったいないことを！」と断言しています。
HPを立ち上げて、ネットでどんどん宣伝すれば、
このロケーション、アウトドアファンが殺到しないわけはありません。
（だけど、いま、それをするのはイヤ、忙しくなるから）
なんだかねー、
ちょうど、個人営業と大規模営業の端境期にいるんですねえ。
どうしたもんかなあ。

ま、ね。
辞めてもいいんだけど、
今の事業を新規で立ち上げようとすると、
国立公園内の建築許可が下りたとして（事実上もう下りません）
一億円以上の初期投資が必要でしょう。
（いや、一億じゃ足りないな。）
もったいないなあ。
あと１０年は何とかなりますが・・・
それ以降は、決断しなくっちゃならないでしょうねえ。