私が一ノ関圭を知ったのは、大学生の頃。なんでだったのかきっかけは覚えてません。

中学生の頃から漫画雑誌を買い始めて、大学生の頃にはおそらく１５種類くらいの漫画雑誌を買っているくらい漫画が好きではありました。最近はまったく読まなくなり、どんな雑誌が刊行されているのかも良く分かりませんが。

古本屋に行っては、ずいぶん昔の貸本時代の漫画やら、漫画奇想天外など今となってはレジェンドのような何十年も前の漫画雑誌なんかをずいぶんと読みましたが、一ノ関圭とのつながりは、まったく思いだせません。

いずれにせよ、当時小学館から復刻されていたシリーズ（上村一夫だとかいろいろ出てました）に入っていて、「ランプの下」と「茶箱広重」を今も持っています。というか、今これを書いている私の背後の本棚に収まっています。

お話しも面白いのですが、とにかく絵が上手い。芸大で油絵だかをやっていたはずなので、まあそりゃ上手いだろうという話しなのですが、上手いだけでなくて仕草に味の出る良い絵でした。