脳活『為ブログ』496
怠い重いの毎日。
磁石に引っ張られているように体が、だるく重い。梅雨時の気の重さがこたえる。永井荷風の『つゆのあとさき』という小説を読んだ。この作品は昭和6年5月頃に脱稿し、梅雨の前後でもあったことから、このような題名になったのかもしれない。
荷風と言えば、明治生まれで上流知識人の風俗作家のように思われているが、明治、大正、昭和を生き抜き80歳で1959年に死去している荷風は生涯、結婚という形式にとらわれず男と女の結びつきを近代合理主義的に考え、小説の主人公を設定しているように思われる。堅苦しい人権論ではなく、市井の下町に見かける街中の女性像から女の生きざまをとられようとした。それは江戸幕藩体制の下にあって浮世草子に出てくような戯作の世界と明治近代国家の下で形式的に造られていく日本社会の人間像を比べながら、庶民の生きざまに人間的合理性を求めていこうとした荷風文学の面白さがある。
何か消化不良の表現になってしまったが、要するに読めば面白い作品である。梅雨時の清涼感というか、風に吹かれ、風鈴がチリンちりんと鳴って、浴衣を着た若い娘が二階の窓際に腰かけて、下の道を行き来する人並みに目をやり、イケメンはいないかしらと、男を物色している風情に似ている。膝の上に置いたスマホが振動し、小指でタッチすると、知り合いの男の子から出勤時間を尋ねるメールであった。今日は先約があるので時間を調整すれば、会えなくもないが、あまり欲張り過ぎても思案投げ首をしつつも、若い一途な男の気持ちも捨てがたいと娘は思った。
あき
2016/06/29 19:22:31
ここにゴメンね。
ブロコメありがとう(=^^=)
一日一日が長くて仕方ないし毎日シンドイけど。
なんとか生きてますわ(笑)
退院に向けての準備・心の整理もつけないと。
あたし、頑張るから(=^ェ^=)
あき
2016/06/28 18:43:17
ここにゴメンね。
ブログにコメントありがとう(=^ェ^=)
もやもや感・そわそわ感で毎日がシンドイけど。
とにかく、今日・今を乗り切るよう頑張るわ。
愚痴・弱音、吐きまくりで申し訳ないけど。
退院まで後わずか←多分…希望?w
本音を吐き出す事、許してね(⌒-⌒; )