なぜか林檎の職場の隣のビルに
出張で仕事にきている実の父
ランチにディナーにとにかく林檎を誘いたがる
しかもパスタランチやカツ丼390円、高くても500円ランチで定食がっつりなのは金のないオフィス街だから？

「今日は何にしよか」
父「なーんでも。食えるもんなら」
「丑の日やし680円のリッチ鰻重どう？」
父との会話はむずかしい
「財布と携帯だけでランチってOLの代表よね」
父「何が財布と携帯だけや。携帯だけやろ」
「あぁー。ご馳走になる程できたから、忘れてたわ」
父「お前がスーツ着て仕事するとはな。理解できん」
「子供の成長は早いものよ。可愛いのはたった30年くらい。あと、約５年しかない」
父「まだ面倒みろってか。さいですか…」
「定年まで宜しく」
父「職場では余計なことを言うなよ。アホなこと以外、聞いたことがない」
「お父さん、風当たり強いよ？私のこと、愛してるくせに。可愛いくせに。もう、心配で心配で仕方ないでしょ？」
父「病気も含めて心配はしとるが、キックボクシング行くなら心配のしようがない」
「あらぁー。耳がお早い。お母さん情報ね」
当面、週末は父が私の働くビルの間隣のビルで働くらしいのでランチは行きそうです笑

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