埼玉県民のわたしがなぜ、都知事選挙に注目するかというと
小池百合子は「日本会議」メンバーだからだ
日本会議は軍備増強・核兵器配備を目指している
日本会議の政策は日本列島じゅうたん政策で
地方議会から国会へと決議をあげてきた

小池百合子の応援・推薦に日本会議が入っている
ちなみに日本会議のホームページに入ってみると
小池百合子は副幹事長だそうだ

国会議員メンバーは300人近いという
安倍内閣では大臣や重要なポストについている
そういったなかで小池百合子は大臣になったのだ
「対自民党との闘い」というイメージをつくりだしているのに
「自民党とは今まで通り、闘う相手は自民都議連の「ドン」ひとり」と言い切る
確かに自民党を離党もしていなければ
除名もされていない
原発推進賛成・憲法改悪・靖国参拝・家族の絆で「美しい国」をつくるというキャッチコピーは都知事選では一度も聞かれない

小池百合子は女性から支持を集めているそうだが
空家を保育所へ転用する政策は
結局のところ、保育所が必要な女性たちへのだまし絵じゃないか？
「東京に核ミサイルを」という小池百合子に
「子どもとともに育つ東京」という視点はみられない

1982年から始まった優生保護法改悪のときは
「生命の尊重」ときれいごとをいいながら
胎児の生命は大事だが
妊娠出産する女性は「自分のいのち」と引き換えにしてでも
「子供を産め」という信条が明るみにでて負けた
生長の家の当時の総裁である谷口雅治は
「時代が変った」と敗北を認めたという

日本列島の自治体から優生保護法改悪の決議を上げて行った
「日本会議」の前身である「国民会議」の作戦に対抗したのは
市民運動の女たちだった
「産まないことを決めるのもわたし。
産むと決めるのもわたし。」が女たちのムーブメントの合言葉だった

日本会議の「産めよ殖やせ」という女性政策に
小池百合子の少子化対策は
「頼もしい男性」の復権だ
女性の視点よりも「頼もしい男性」への視点は
「男に頼るのが女」という性差別の押しつけだ

インターネットで見ると
日本会議千葉支部は小池百合子が都知事になったら
副知事は桜井よしこがいいと提案している
他にも副知事候補者はたくさんいる
山谷えりこ・高市早苗・稲田朋美・三原じゅん子
攻撃するのはいつも女たちが望んでいる政策だ
「家庭科の男女共修」
「優生保護法」
「選択的夫婦別姓」
「両性の合意に基づいて婚姻する自由を謳った憲法24条」
「男女参画基本法」
攻撃しながら、夫婦別姓で議員活動を行っている議員さえいる
彼女たちの政治姿勢から見えるのは、
「男の都合に合わせるかわいがられる女像」のすすめだ

日本会議が推し進めているのは
日本人優先論
在日に権利を与えない
難民を受け入れない
国民とは健康で優良な人のこと
排撃する国の労働者を安い工賃で使い捨てる企業経営者
アメリカのトランプ政策と底通している

日本会議のメンバーには安倍晋三・石原慎太郎他、有名人が並んでいる
「美しい日本」という言葉を隠れ蓑にして
戦争賛美を歌い、戦前復古を言いつのる
大学の卒業記念にエジプトのピラミッドの上で
着物に着替えてピラミッド征服万歳を叫んだ小池百合子は
働く女性の悲痛な求めや
着物を制服にして働く女性たちに
共感する心はない

今、都民に向けて聞く耳をもった鳥越に一票入れようよ

一票を持っていないわたしは
これから友達に電話をするよ
地方自治を「日本のトランプ」たちの好きにさせてはいけない