またしても、またしてもです。
夏のシーズンは、過激な行動に走る若者は多いとは言いますが、
連日仕出かしてくれるのは、いい歳の大人ばかりです。

今日の密漁と、不法侵入者の2件、
タイミングが悪かったことに、
不法侵入者の方が、どうも不倫デートだったらしく、
わたしたちの小型カメラに過剰反応し、
鈴ちゃんを轢いて逃げました。
（正確には、当たったのですが、交通事故の場合当っても轢き逃げです）

で、いまいつもの救急病院から帰ってきたところですが・・・
鈴ちゃん、ちょっと泣いています。

わかります。

わたしたち、警察や会員制海洋レジャークラブ」のお客様から、
「危険すぎる行動は，やめてくださいよ」と言われるのは理解しています。
（危険すぎる行動なんか、とっていませんが）
今日は、さっき行った病院の先生に、
「昨日も轢かれて、今日も轢かれるってどういうこと！？」とお叱りを受けました。

もちろんビデオには一部始終が映っています。
「交差点内不法駐車なので警察が来るまで待ってください」と言っているにもかかわらず、
急発進して、危うく直進車と接触しそうになりながら、
クラクションを鳴らして、逃げて行ったのです。
わたしたちに、なにが出来たでしょうか。

救急病棟の先生は、事故の状況もなにも分からないのに、
まるでわたしたちを、当たり屋か何かのように嗜めたのです。
これには、鈴ちゃんもかなりのショックを受けました。
昨日といい、今日といい、被害者であるわたしたちが、
炎天下3時間に及ぶ事故調査を受けて、
その後、食事も散らずに病院へ診断書を取りに行っているのに、
こんなことを言われるとは、思いもしませんでした。

それだったら、警察に提出したように、
証拠のビデオを持って行ったのに。
なんで、仕事場が危険な場所だということも知らないのに、
町のそこいらで、車を見つけては、
ゴタを吹っかけているヤクザのような決めつけ方をするんでしょうか。

診察室の前で、全部聞いていたわたしは、怒り心頭です。
明日、病院に抗議しようと思っています。

「魔の交差点」はそう言うところなのです。
これでもずいぶんマシになったほうなのです。
わたしたちの職場は、危険極まりない事件現場になりがちですが、
それは、わたしたちが起こしている事ではないのです。
わたしたちは被害者です。
多勢に無勢、夏のシーズンになると、
密漁や不法投棄が、増えるのですから。

鈴ちゃん、昨日の傷に加えて、今日の打撲、
それに重荷を増して、先生の「偏見」に打ちひしがれています。
和歌山労災病院です。

わたしたちが「当たり屋」だったら、
毎回毎回、労災になんか行きませんよ。
話しのわかる悪徳町医者で、済む話です。
「当たり屋」じゃないから、正々堂々と救急指定の病院に行くんです。

若い先生でしたが、腹立つなあ～。

追記：
加害者の男は、交通事故の通例「当事者同士の連絡先の交換」に、
最初、応じませんでした。
「自宅の住所は、言いたくない」の一辺倒。
「保険屋をよこせばええんやろ」で謝罪もしません。
ですので、
「こちらは民事で損害賠償請求を、直接あなたに起こします。
そうなれば、保健で済む以上の慰謝料と裁判費用が発生しますが、
それでいいんですね」と説明しました。
それからまだ2，30分言い逃れをして、最後にしぶしぶ住所を白状しました。

で、どうしたって？
もちろん、ネット検索で自宅の電話番号を探し出して、
御在宅の奥様に、「ご主人がただいま事故を起こされまして、
ご住所の確認の電話を差し上げています」と前置きしたうえで、
「たいへんご親密な女性の方とご一緒のビデオがございます。
もしお入用でしたら、すぐに差し上げますが」と付け加えておきました。

たぶん今頃、家庭争議の真っ最中でしょう。
ブラックはなちゃんの腹黒さは、漆黒の闇ですとも。