習性

2016/08/27 20:33:55

今日、休日出勤から帰ってきたときのことだ。

うちには庭があるのだが、木や草が生い茂っていて、まず入らない庭だ。

その庭の木の間に動く影。

それは隣の家の犬だった。お隣さんは二匹の犬を飼っているのだが、そこにいたのは大きい方だった。

とりあえず名前を呼んで庭の外へ誘導しようとするが、2メートルくらい手前で動かなくなってしまった。

そんなに会ってないから警戒されているのかもしれない。

ちょうど帰って来た家族Ｃがお隣さんを呼んできたのだが、何故か庭の範囲から出てこない。

足長蜂の巣が奥の方にあるから刺されたら大変だ。

ようやく庭を囲う塀まできたから、飼い主が首輪をつかんで塀を越えさせようとするのだが、そこから全然動かない。

そこでリードを持ってきて首輪につけると、すんなり塀をこえてこっちへ来るのだ。

リードをつけたら、手綱を握る人についていくという習性がついているのかもしれない。

何故うちの庭にいたのかというと、家の中にいたのが、小さな物音を猫だと思って飛び出して行ったらしい。

金木犀