脳活日誌565号
『後妻業の女』を見てきた。
大竹しのぶの体当たり演技というのだろうか、迫力のある内容だった。結婚相談所の所長とタッグを組んで、大竹しのぶが次々と後妻に入った男の財産を狙って殺害していくというストーリーになっている。大竹しのぶがトランクに入れられて、殺されるのかと思いきや、どんでん返しがおこる。ラストは喜劇であった。暑さを忘れる夏の一コマを味わえた。
それよりシネマは夏休みの終盤と重なり、人が行列をつくって大繁盛していた。よく観察すると若者は『新ゴジラ』に殺到し、中高年が『後妻業の女』と、はっきり分かれていたのには注目された。中高年と言っても女性客が多かった。要するに関心のあるテーマで若者と中高年の層が分かれたということかもしれない。シネマシアターがこんなに盛況なのは映画というものがテレビ、スマホに押されながらも人気ある媒体だということで将来に希望が持てる。エンターテインメントは大衆の関心をいかに引き寄せるかが勝負である。
経済成長も望まれない昨今、こうした芸術文化に人が集まってくることはいいことである。金利やGDPや為替、株価といった物差しではなく文化創造の領域をもっと高め、深めるべきだろう。物価がどうのこうのと言ったことではなく、文化創造の成長を考えるべきではなかろうか。低成長時代は文化芸術で精神面の成長を考えるべきではなかろうか。文化創造は金を出したからと言って作れるものではない。年金基金を運用して数兆円の損を出すくらいなら、もっと文化創造を考えてみよう。
みき
2016/08/30 19:55:14
ごま塩ニシンさん、こんばんは。
映画。
もう何年行ってないのかしら?
たしか、「ジェイン・エア」を観たのが最後だと思うので・・・(^^;)
台風、東北上陸ですね・・・
こちらは大雨くらいでやりすごせましたけれど、被害が心配です・・・
帰りはまだ風がかなり強かったですけれど、雨はあがっていました。
夕暮れ、ツクツクボウシの鳴き声に交じって、秋の虫さんの声も聞こえるようになりました。
陽が落ちるのも早くなって、日中はまだまだ暑いですけれど、秋の足音、聞こえてきたみたいです。
8月も明日で終わりですね。