これは、私が小さいときに、村の茂平（もへい）と言うおじいさんから聞いたお話です。

昔は、私達の村間近くの中山（なかやま）という所に、小さなおしろがあって、中山様

というおとの様がおられたそうです。　　　その中山から少しはなれた山の中に、

「ごんぎつね」というきつねがいました。



いきなりですみません。

昭和５５年から小学校４年生の国語の教科書に採用されている「ごんぎつね」のお話です。

連休に出掛けよう第２段は、「ごんのふるさと」。

愛知県半田市にある、新美南吉記念館に行ってきました！

途中、やっぱり道を間違えて迷ったのですが・・・

なんと！　地図を家に忘れてきちゃったのです！！

どうしようかと迷ったあげく、地元の人に道を尋ねました。

これはかなりの博打なんです。

なぜなら、地元の事と言うのは案外知らない人が多いのです。

私だってお城めぐりをするまで、地元にこんなに沢山のお城があるなんて知りません

でしたし、近所のおじいさんに話してみても知らない人ばかりなのですから。　(^_^;)

東京で生まれたからと言って東京タワーに上ったり、北京に生まれたからと言って

紫禁城に何時も行ってたりする事が無いのと同じなんだと思います。

ですからちゃんと答えられる人に出会えるとは限らないのです！

・・・・
・・・
・・

わし「すみません！　新美南吉記念館ってどちらにあるのでしょうか？」

知らないおばちゃん「？」

わし　・・・　(^_^;)

知らないおばちゃん「ああ！　ごん狐の故郷に行きたいんだね！　だったらここを

真っ直ぐ行って、一つ目の信号を左。　ず-っと真っ直ぐ行くと狐の絵がいっぱいある

小学校が見えてくるから、その先にあるよ」

わし「おばちゃんありがとう！」

と言う感じで、どうやら地元ではとても有名な場所だったようでしたｗ

小学校もどうやら新美南吉の出身校らしく、キツネの絵がいっぱい！


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そんな不思議な場所を抜けて到着しました。

着いてみるとそこにはもっと不思議な建物が！！

建物自体が半地下になっていて、上に出ている部分も里山をイメージした流線型の

建物で、トンボやチョウチョや蚊や蜘蛛がいっぱい居ました　＞＜

すぐ隣には童話の森があったり、近くの看板には新美南吉の童話に出てくる場所

が書かれていたりと、ごん狐は本当に居たんじゃないだろうか？　と思える物が

沢山ある場所だったのですｗ

資料館の中は、９６年前の貧しい農家が多かった時代の、懐かしくて温かい歴史民族

資料館となっていて、入場料２１０円と言う民族資料館にしては高い値段を取る施設

ですが、その分他の民族資料館よりも資料が綺麗ですｗ

他にも新美南吉記念館から１キロ程離れた所には、新美南吉の生家がまだ残って

いて、無料で中を見られるように鍵が開いていますし、ごん狐のお土産も沢山売って

いたりして、茶髪のバカップルが逆に浮くほどのどかな場所でした。

障害者用の駐車場に堂々と車を止めて、トンボが飛んでいるのを見て

バカップル女「やだ！　チョ～キモイんだけど」

バカップル男「ゴメンよ、場所かえる？」

バカップル女「我慢するよ」

とか言うバカは本当に目立ってましたｗｗｗ

ごん狐の故郷は、とてものどかな所です。

お話の最後の様にちょっと悲しい所もあるかもしれないのが、

不思議と温かみを感じる場所になってたりするのかもしれません。


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