「君の名は。」を巡る不思議な出会い その2
「君の名は。」を巡るイベントで知り合った一回り年下の女の子の話の続きです。
具体的に説明すると
7月上旬に「君の名は。」PRイベントの一環だった下北沢の新海アニメ上映会の千秋楽で上映イベントの途中に声をかけられそのあと意気投合してずっと席を隣り合って映画を観た名も知らない女の子と、「君の名は。」封切翌日の横浜での監督舞台挨拶の上映イベントでばったり再会、そこで「君の名は。」さながらに自己紹介とメルアド交換をしたというのが前回の話でした。
とりあえずここでは彼女のことを仮に千歳さんと呼ぶことにします。
（由来は私ミカサが愛読しているふじのはるかの4コマ漫画「派遣社員松島喜久治」シリーズの主人公・松島喜久治（42）の妻・千歳（30）から。キクさんと妻・千歳の年齢差がちょうど私ミカサと千歳さんとほぼ同じなんですよね。）
私ミカサの年齢が今年31なのに対し千歳さんの方は今年20ということで
年の差は11離れています。
（メルアドの際に教えてくれた誕生日が11月の末だったからまだ19なのだろう）
そして私ミカサも千歳さんも共に「君の名は。」以前からの新海アニメの大ファンであり、
新海アニメ無くしてはこの出会いはありえないんですよね。
（私ミカサは「秒速5センチメートル」、千歳さんの方は「言の葉の庭」が好き。）
正直言ってこの出会いって私ミカサの感覚からして大変イレギュラーなものであり、
自分を主体にしてはこの出会いは絶対に成立はありえないんですよ。
私ミカサは20代に仕事や人間関係の上で生き地獄を味わっている為、人付き合いを大変苦手としており、誰かから話しかけられてもにっこりしながら一線を引いているような感じになっていますから。（もしかしたらにっこりしながら「心の中まで決して踏み込んでくれるな」と威嚇しているところがあるかもしれません。）
実際千歳さんとの出会い頭は下北沢の新海アニメのイベント上映の際に彼女が自分に声をかけたところから始まっており、当初自分は戸惑っていたかと思います。
二度目もやはり千歳さんが主体であり、横浜の監督舞台挨拶のごった返す人ごみの中で千歳さんが自分を見つけてくれたことで再会に至りました。
自己紹介とメルアド交換の際に千歳さんはメルアドのデータの中に自分の誕生日を入れてきたのでちょっと驚きました。
私ミカサの感覚ではメルアド交換の際にはただメールや連絡が取れればいいという感じに今まで友達や女の子でも誕生日をメルアド交換の際に教えることはありませんでしたからね。
なにせ千歳さんがメルアドと誕生日を教えた相手は30過ぎで認めたくなくてもおじさんと呼ばれても文句が言えない身の上なわけで…
そのことをその日の夜挨拶と共にメールで伝えたところ千歳さんの方からは「個人情報を悪用する方に見えなかった」と返ってきて大変恐縮に感じている次第です。
…今千歳さんとどうなってるのかというと
あれから千歳さんとのメールのやり取りがずっと続いています。
千歳さんの方はＬＩＮＥを連絡手段のメインにしてることもあって分刻みではなく一日もしくは数日おきのメールのキャッチボール状態なのですが（私ミカサが未だガラケーのアナログ人間なこともあって…）、その分話したいことが山ほどあってメールが手紙並に長大になっており、
さながら文通をしている感覚に近くなっています。
幸か不幸かちょうど「ほしのこえ」のメールのやり取りや「秒速5センチメートル」の文通のような感じになってますね（苦笑）
ケータイやスマホでこれだけ長文になってしまうと自分はいいですが千歳さんの方に負担になっていないか心配だったのですが千歳さんの方からは「長文を読むのは好きだから遠慮しないで」とのこと。
ちょうど個々のブログ記事並に長くなるメールに対して丁寧に返事を返してくれる千歳さんはホントにいい子だなと思います。
そんな千歳さんに対して私ミカサは一度千歳さんを悲しませるひどいことをしてしまっています。
9月上旬に入ってから一週間以上メールのやり取りが途絶えてしまったことがあり、自分はてっきりその場限りで縁が切れたと思い込んでお別れメールを送信したことがあるんです。（年が離れすぎているししようがない、むしろ今まで付き合ってくれてありがとう的な奴。）
そしたら千歳さんから大変悲しそうな返信が返ってきて、大変取り返しのつかないことをしてしまたと後悔し謝ってなんとかその場は収まりました。原因が自分の早とちりと自分の送ったメールの内容を千歳さんが誤解したことによる行き違いだったのですが千歳さんに対して大変迷惑を抱えてしま未だに申し訳なく思っています。
こんなことがあってもなお千歳さんは自分を「とても良いお友達」として接してくれ（これをどう受け止めるかで複雑ですが…）、
こんなまっすぐで素直な女の子は自分にはもったいないなとさえ思うくらい大変うれしく思います。
そんな千歳さんを私ミカサ自身はどう思っているのでしょうか…
そりゃあ齢30を超えて同じ好きなもので10歳以上も年の離れた女の子と仲良くなれたのだからうれしいに決まってます。もちろん彼女さえ良ければ恋愛に発展させたいと思うのだって当たり前だとも思います。
しかしそう思えば思うほどそれを深刻に悩んでしまうのが現状なんですよね。
歳がほとんど一回り離れていることもそうですが、
それ以上に自分が障碍者手帳2級を持った精神障碍者という現実
（自閉症スペクトラムとADHDたる注意欠陥。これの為にこの10年生き地獄を味わった。）
これが悩みを余計大きくしています。
既に出会い初めに自分は就活を控えているということは伝えているのですが、さすがにこちらの方は重すぎてなかなか知り合って間もない人にはとても話せません。
そんな自分を千歳さんが受け入れてくれるのかを考えるだけですごく怖いです。
そして出会い方や付き合い方がさながら新海アニメの展開を地で行くような状態なため、ただそのことにのみ舞い上がってるいわゆる「恋に恋している」だけなのではないかとも思ってもしまうのです。
実際この手の出会いは一見ロマンチックに見える半面ダメになったらその分受けるダメージも半端ないため
結構エグイ様にも感じます。
一度そこに至りかねない失態を犯した自分が言うのもなんですが千歳さんが一生懸命楽しんでる「君の名は。」をトラウマにさせたくはありません。
千歳さんも自分との交友関係を継続を望んでいるのは確かだし出来ればハッピーエンドに持ち込んで最高のものにしたい…
いずれにしろ今のところは会う前にメールの方だけがどんどん回数を重ねているだけなのでそこまで考えなくてもいいのかもしれません。
現状は
千歳さんの方は今教職課程の幼稚園・保育士の資格の勉強がいよいよ大詰めになっているようであり、
私ミカサも目星をつけていた求人の一つに対する就活が数日前から急加速したこともあって暫くは会うことはままならないようにおもいます。
正直言って私ミカサにとっては出会いの段階から何から何に至るまでがすべて「未知との遭遇」状態であり、この先どうなるのかは全く見当が付きません。
今私ミカサができることと言ったら今できることを一生懸命にやって誠実に千歳さんに接することくらいなのではないでしょうか。
千歳さんは大変魅力的な女の子だと思っています。
この先この不思議な関係がどのような展開に転がろうとも互いが納得満足できる形で全うさせたいものです。
少なくとも彼女を悲しませるような真似を二度としてはならない。
それだけを胸に誓って千歳さんに真摯に接していけたらと思います。
みかさ
2016/09/22 10:47:25
蘭丸様へ…ありがとうございます。そうですね女っ気の全くなかった自分にとっては怖いくらいに出来過ぎた出会いだったと思います。だからこそ彼女の方も年の離れた自分に向かってメールを返してきてくれるのでしょう。
ただ自分としては様々な葛藤が渦巻いてる状態で楽しくもありながらしんどいという有様でありで中にはこんな関係をぶち壊して楽になりたいという衝動さえ出てきています。
この間彼女を悲しませてしまった自分の失敗はそういう混とんとした衝動の現れなんだと思います。
今はずっと人間関係を断ってきて人との繋がりに飢えて彼女にすがりたい自分といつまでも勝手気ままに生きたいが為に異物を排除したがる自分同士が内内で戦っている感じです。
今は平時は彼女のことを考えないですむくらいに別のことに打ち込みたいのですが様々な物事で手足を鎖でがんじがらめにされてるようで動けずもどかしくしようがないです。
蘭丸
2016/09/21 23:03:42
初め読んだ時、
ドラマに登場しそうなステキなご縁！！だと思いました。
しかし、もし私がみかささんと同じ立場だったら
期待+不安+罪悪感で押しつぶされそう。
彼女は何も悪くないのに何がきっかけで裏切られるのではと怖い。
病気持ちで返信ができない時があるとだけ伝えてみればどうでしょう？
それからも交流を続けてもっと距離が縮まってから詳しい内容話してみては？
みかさ
2016/09/20 08:05:05
有効様へ…ありがとうございます。実際異性で同好の士というというよう感じで交友関係があったことってあまりないのでしゃべったりメールのやり取りしたりして大変面白いですね。
話題は新海アニメ関連や自分が何しているか中心中心ですが、ここから変化球を投げてさらに会話の裾を広げていきたいですね。
確かにこの出会いはどう転ぼうと自分を大きく変える天祐なのかもしれません。
彼女は本当に自分が自分が話すことに丁寧に返してくれ自分の大好きなことに一生懸命になれる本当にいい子だと思います。彼女にきちんと接することができるよう自分ももっとしっかりしなければならないと思う今日この頃です。
みかさ
2016/09/20 00:27:39
なち様へ…何気に言葉のキャッチボールです。でも自分としては長文メールでも書ききれないくらい話したいことが沢山あるためメール越しよりも会っていろんな話をしてみたいのですが、なかなかうまくいかず…
今は自分も彼女も互いにどう接していけばいいかを探り合っているというのが現状であり、それぞれの事情が落ち着いたらダイレクトに「あなたに会っておしゃべりしたいです」とメールを送ってみましょうかね…
それまでは「鳴かぬなら 泣くまで待とう ほととぎす」の境地で耐え忍ぶとしますかｗｗｗ
みかさ
2016/09/19 23:39:19
chi－coco様へ…ありがとうございます(^_^)
正直今はあまり恋愛がどうのこうのと考えないようにしたいですね。
あんまり暴走しすぎたら相手に迷惑がかかるだけでなく自分自身の心身の健康にも悪いですから。
実際にオフの時に健常者と精神障碍者が混ざって交流したら見分けが全くつかない普通の人間なんですが、
精神障碍者と診断された側としては改造人間にされてしまった仮面ライダーと同じく
「もう人間扱いされない状態になってしまった」という劣等感があるため
もっと交流が加速していかないとどうすればいいのか判断できないかもしれないですね。
有効
2016/09/19 11:04:20
今はお友達として交流すればいいと思いますよ
しかし素敵な女性ですねぇ。巡り会えてラッキーでしたね。
なち
2016/09/18 23:14:25
こんばんは！
あれからどうなったのかな～と時々思っていましたが、
交流は続いていたんですね（＾＾
こういう事は焦らない事が第一です。
相手の気持ちもありますし、時に流れに身をまかせ～って感じかな（＾＾
嬉しい事もある反面、辛い事もあると思いますが、
自分らしく今を楽しみましょう♪ファイト٩(`･ω･´)و
chi－coco
2016/09/18 20:05:41
ゆっくりゆっくり 育ててください
自分の励みになる関係なら良いと思います
自閉症スペクトラムとADHDは、 お気になさらずに
アスペルガーの方とニコッとで、知り合い 息子くらい年齢でしたが
楽しい時を過ごしましたよ（笑）メール交換して 行き違いで喧嘩しました
会う事はありませんでしたけど。心は通じていたと思いたいですｗ
今は、もう彼は居ませんせんけど