ib 2話
その作品は、これまでとはとても違って
クレヨンで落書きされたみたいな絵だった
そして、とても大きく横6m縦2mくらいだった
作品のプレートを読んだ、
「???の世界・・・」
やっぱり難しい字があって読めなかった
「・・・・・・・?」
急に電気が点滅し始めた・・・・
怖くなりその場から離れた。
妙な違和感を感じ、周りを見回すと
誰もいないのに気がついた。
さっきまで、たくさんの人がいたのにだ
うるさいというほどではないが、人々の少し小さめの声が聞こえていたのに
今は、誰の声もしない。
「もしかしたら、みんな1階にいっちゃたのかもしれない」
そう思い直して、1階にいった。
でも、やっぱりだれもいなかった
それは、1階に下りてすぐに分かった。
受付の人がいないのだから。
とても絶望し、その場で立ち止まってしまった、
いや、恐怖で足が動かないのだ。
そのとき、
「コツコツコツ・・・」
誰かの足音がした。
「よかった。私のほかにもまだ人がいたんだ!」
そう思い、少しの希望を持ちながらイヴは歩き出した。
つづく
不思議の国の黒猫
2016/09/21 19:34:31
続き、気になるー!!