ib 3話
一階には、怖そうな魚がいる作品や
なんだかよく分からない棺おけみたいなものがあって、
一人だととても怖かった
イヴは、一階を歩き続けたとても怖かった
時々恐怖でまた止まってしまった。そしてどんどん
今聞こえる足音も空耳なのではないかと考えるようになってきた。
一階にあった大きな赤バラの前を通り過ぎた
「けほ。」
咳みたいな声がした
音から考えて近くにある絵画から聞こえているようだった
プレートをみると、
「せきをする男」
と、書いてあった
絵から声がするはずがない
とても怖くなり、足音のことなど忘れて
出入り口に早足で向かった
でも、出入り口はなぜか開かなかった
「どうしよう・・・」
それから、何も考えずに絶望したまま歩いた
2階にまたあがったとき、窓から影が見えた気がした
精神がおかしくなって幻覚を見ているんだと自分にそう言い聞かせ、
窓から外をみた。やっぱり誰もいない・・
少し、ほっとしてまた歩き出したとき
「どんどん!」
窓をたたくような音がした。
また、窓のそばへ行った。窓には、手跡が残っていた。
もう、精神が壊れてしまいそうだった。
おかしな現象が起こるきっかけになったと思われるあの絵画に向かった
「あの絵画を調べればまた、元に戻れるかもしれない」
そう思ってむかった。
つづく
広瀬.
2016/09/22 14:29:09
ここに失礼します
回答感謝です
牛沢¨๑)
2016/09/22 12:59:59
例の美術館ですね(´・_・`)素敵です