セカンド

飛翔

小説/詩

雨の今
鳥が鳴いて居る

澄んだ声が
雨音に負けずに響いてくる

雨は粒となって地に落ちてくる
鳥の声が落ちてきたらどうなるのだろう

屋根に割れて響き
庭の木の枝や葉に当たり割れて響く


いったい
わたしの心は何処へ行ったのだろう

空に向かって散じるわけでなく
地に向かって降り注ぐわけでなく

心の中の空間を
こだまとなって巡っていく


気が付くと人が
他の人が

虚しく秋の豊穣に中に立つ案山子の様に
無言で佇んでいる


今雨の中
鳥が鳴いて居る

飛べ
高く

わたしの心を連れて声よ
大空へ

雨雲を超えて
もっともっと高い大空へ




ん~
雨の中の鳥の声

来年に向けて巣箱を早く設置してよ
なんて聞こえる

風船に乗って空を飛ぶ人も
アニメでは出て来る

ここでは鳥さんに心のわだかまりを
空へと持って行ってもらおうかな・・・^^

  • セカンド

    セカンド

    2016/10/04 00:35:21

    奈柚様

    心の中のわだかまり
    息を吐くように消えて行ってしまえば良いのに

    鳥さんに持って行ってもらいますか
    風に託しますか

    心も鍛えなくてはね
    素直に援助を頼むのも良いかな

    セカンドの頭は空っぽなので
    容量は余っているので大丈夫^^

  • 奈柚

    奈柚

    2016/10/03 23:01:08

    空から降ってくるものに負けずに 声を空に届ける鳥が眩しいんですね

    どこへも行けずに心の中にこだまする想い
    ハぁーっと吐き出してしまいたくなります

  • しみやす

    しみやす

    2016/10/03 20:16:57

    こんばんは^^

    なぜか、「かもめのジョナサン」を思い出しました。
    雲をつきぬけ、空をこえ、飛んでいったジョナサンを。