出来るだけ冷静になって、用件だけ伝えようと思い、
ケースケ君のお母さんに、メールで「鍵と携帯電話のご返却」をお願いしましたが、
なぜか、メールが送信できません。
そんな理由を深読みすると、また冷静になるのが難しくなるだけだから、
直接電話で、「鍵と携帯電話のご返却」をお願いしました。

ああ・・・
もう、この電話の内容は思い出したくもありません。
わたしの冷静さの脆弱さが露呈するからです。

もう、どうでもいい。
ケースケ君のことは、もうどーでもいい。
もう知らん。
この母親にあってあの息子です。
2人で、抱き合って共依存ごっこをしていればいいんです。
「今日は、ぜったいに行きますから」
ケースケ君は来れないでしょう。
お父さんとお母さんが、ケースケ君のしりぬぐいにお詫びに来て鍵を返し、
ケースケ君が社宅に放り出して行った荷物の数々を引き取りに来ると言うのです。
それがイカン。
鍵と携帯電話は、保証人である両親が返却する義務はありますが、
子供の尻拭いの「荷物を取りに来る」のは、子供にさせるべきです。
大人なんだから。
その荷物も取りに来れないようなら、荷物は諦めるべきです。
（どのみち、母親に買ってもらった保湿ローションとか歯磨き、シャンプーでしょ、いらんだろ）
1か月の海外旅行に出られるようなスーツケースで、
たった二日で、すべてを放り出して逃げました。
この母親は、それを必死でかばいだてします。
「すずきさんたちのご厚意が、重荷になった」
アホか。
想定内の「逃亡理由」です。
この母親に、いくら説明しても無駄。
あんたが、せっせとオムツかぶれの保湿ローションまで用意するのは、
息子をいかにアホに育てるか、それを一生やってたいだけのこと。
勝手にやってなはれ。

わたしが胸を痛めていたのは、
ケースケ君のお父さん（幼馴染）との貴重な友人関係のことです。

ふと目に留まった今日の星占いに、こんなことがかかれていました。

今日のライオン座

人間関係がずっと同じままで保たれることはありません。それは人々が変化するからです。岩のごとく固いように思えている関係でさえ、時とともにその角（かど）が取れてきます。たしかに、たとえロマンスが消えていっても、強い芯（しん）の部分はそのまま残っている場合もあります。しかし岩とは違い、関係をずっと同じ状態のままで維持することはできません。新しい条件に順応し、その関係が保たれている合意済みの枠組（わくぐ）みの中で、常に創造的でなくてはなりません。

なんと、今のわたしにぴったりのことばでしょう。
ドンピシャ、腑に落ちました。
そうだわ。
50年経てば、岩でも原型は留めないわ。
そんなもんだ。

ここのアドバイス、
いつもわたしの状況を，言い当てるんですよねえ。
それに幸運，不運を言わないとこが良い、
運不運なんて、意味ないんだって。

ケースケ君の後始末、
しに来てくださいよ～。
もう、いいや。
岩も砕けた。