脳活日誌635号
遂に墓穴を掘るか。
駆けつけ警護を閣議決定と新聞の見出し。アフリカで日本の自衛隊が銃を発砲することになるのか。銃は殺人道具なり。打てば、撃ち返され、双方の誰かが死ぬることになるのは必定である。戦後の平和憲法のもとで専守防衛の名目で拡張されてきた自衛隊がアフリカで銃を構える。戦死者が出たら、おそらく非難が巻き起こることは間違いない。火中の栗を拾う必要がどこにあるのだろうか。この時勢に敢えて閣議決定して訓練された部隊を投入する意図はどこにあるのだろうか。
トランプ出現でTPPが肩透かしとなり、駆けつけ警護の部隊で挽回しようと考えているのであれば、墓穴を掘ることになるだろう。自衛隊員に最初の戦死者がでたならば、現政権の支持者も掌(てのひら)を返すように非難するだろう。戦死者を出して興奮する人は皆無であろう。戦前の旧軍隊ではないのである。日本という国のために死ぬわけではない。国連という国際政治の曖昧な名目のために犠牲者になることは悲劇でしかない。むしろ、日本は平和憲法があるから海外派兵は出来ませんと拒否するくらいのズルさが必要だろう。
中国の部隊は逃げたそうだが、逃げるのも兵法だ。何も、くそ真面目に応戦して損傷を被る理由がない。ところが,日本人は真面目だから、攻められて、一目散に逃げるというような弱虫ではないから、ここが悩むところなのだ。現地の部隊の指揮官は重要な任務を負うことになるだろう。犠牲者を出さないつもりでも、銃弾はどこから飛んでくるかわからない。ミリメートルの僅差、千分の1秒の瞬間で死生が決まって来る。兵者国之大事という孫子の冒頭の言葉を忘れてはならない。
アメショ
2016/11/16 17:10:33
こんちは。
革命か、保守なのか。
あの拉致の「恵まぐみさん」は、結果でず。
いまだ、仮設の人も、いるはず。。。
やはり、都会に、住まないと???。