忠臣蔵→寅さん→なんでも鑑定団
今日、たまたま見ていたテレビで「忠臣蔵」系の番組の宣伝で緒形直人が大石内蔵助の役をやることを知った。
「大石内蔵助やるような歳になったんだねえ」
昔、NHKの大河ドラマ「峠の群像」で父親の緒形拳がやはり大石内蔵助を演じてましたね。
そういえば、子供の頃テレビを見ていると両親が役者さんやタレントを見て
「いやあ、おやじそっくりになってきたなあ」
とか、いうことがありましたね。
「ふうん、この人の親も俳優なんだ」ぐらいにしか聞いてませんでした。
ある日、「寅さん」を父がテレビで見ているのをたまたまそばで見ていました。
宇野重吉さんが出てました。
父が「この人は寺尾聡と親子だぞ」と、教えてくれました。
ちょうど「ルビーの指環」がヒットした後で、寺尾聡は知ってましたが、歌を歌ってる姿と「西部警察」の刑事役のイメージがあったので「え、そうなの」という感じでしたが、ここ何年か「宇野重吉に似てきたなあ」と、思うことがあります。
この「寅さん」の話をちょっとしますと、渥美清演じる寅さんが宇野重吉演じる酔っぱらいの老人を一人団子屋の二階に連れて帰るわけです。
翌日の朝、旅館じゃないということに気が付いた老人は寅さんに筆と髪を持ってこさせ何か絵を描いて
「どこどこにこういう店があるからこれを持って行け」と言います。
寅さんがその店を探し当て、大滝秀治演じる店主に見せると
「いいかい。これは落書きのようなものだからね。」
「いくらほしい?」と言われます。
「電車賃も使っちゃったしなあ。」
と寅さんは指を五本出します。(多分、500円ぐらいのつもりだったのではないかと)
すると店主が奥に向かって
「おーい、誰か5万円の領収書切ってくれ!」
「ご、5万円!?」と寅さんは驚きます。
老人はただの酔っぱらいではなく、絵の大家だったわけです。
これを見た当時は意味が分かりませんでした。
いくら有名な先生だとはいえ、落書きに「5万円」
でも、(あまり見ませんが)なんでも鑑定団などを見てると
「あの有名な〇〇の下書きだと思われるもの」とか
「△△を書いたときのメモ」だとか
結構な金額が付くときがありますよね。
大石内蔵助からずいぶん話がそれたような・・・
たまに会った誰かが子供たちを見て言います。
「いやあ、年とるはずだよね」
年とってる意識はないですけどね。
「鬼平」もファイナルだしなあ・・・
雪月
2016/12/04 10:22:24
うんうん!確かに。
カインとアベルのドラマ見てて、寺尾聡が良いお爺ちゃんになったな~と(*^▽^*)
私ももうすぐ良いお婆ちゃんになれるかな~・・・お爺ちゃんになってたりして(笑)
ロー
2016/12/04 05:55:05
寅さん、、大好きw
めのめの
2016/12/03 21:36:36
確かに。
そういう所で年齢感じますねー。
あべの
2016/12/03 21:01:41
時は流れていって…二世タレントが、画面に出ると親の方を思い出す…
自分たちの時も止まらないから…仕方ないっちゃ~仕方ないですね^^;