セカンド

新雪の中

小説/詩

雲が太陽に目隠しをしたが
光はそれに負けなかった

だから降り積もった新雪が
白く眩しかった

笑い声と一緒に
二人の息が寒さに抜けて行った

長く白く
光の中に消えて行った

雪を踏みしめる音が
心地よく耳に響く

肌が切れそうに
痛い寒さの中

静止した白の大地の上を
ゆっくりと柔らかな白い雲が流れていく

その間を
二人は進んで行く

凍てついた透明な空間の中を
手を繋ぎながら

白い光の中を
白い雪の中を

光を融かしながら
雪を融かしながら



目隠しシリーズ?
冬バージョンです


札幌は大雪だとか
愛は雪を融かすのか?

心の暖かさって大切

それよりコタツで寝ちゃいそう・・・^^
温い・・・




  • セカンド

    セカンド

    2016/12/12 23:39:39

    奈柚様

    雪の日の晴れ間
    目を細めちゃうことも

    新雪を踏むと残る足跡
    どこまで続いて行くのでしょう

    実は二人は
    雪ダルマだったりして・・・^^

  • 奈柚

    奈柚

    2016/12/12 23:14:19

    雪の反射がキツくて
    実際 眩しいですよねw
    雪と薄曇りの白い空
    どこまで行ける?
    分からないけど
    繋いだ手だけが頼りの
    目隠し歩行

  • セカンド

    セカンド

    2016/12/11 09:26:03

    いしころ様

    札幌の「どか雪」
    降る時は降りますね

    秋に書いたか覚えていません?
    夏と春には書いた記憶が・・・

    白い世界を
    足を取られながら歩く

    笑顔と熱いハートでね
    二人はどんな会話をしているのか?

    さぁ、進め!

  • いしころ

    いしころ

    2016/12/11 02:50:36

    おなじみの目隠し?シリーズ やったぁ~^^
    冬バージョン とてもいい! 読みながら情景が浮かび
    ニコニコ笑顔になりました 愛は勿論雪を融かすでしょう
    そして春が来るのです とても幸せな気持ちで眠りにつけそう・・
    セカンドさん ありがとう~おやすみなさい(^_-)-☆