1がつ17にち
さて、今回はこんな記事を
http://www.regimen88.com/hygiene_k/rule/time/ent31.html
生理上、朝は本来の空腹は生じない
私たちの体が食べ物をとり入れ処理するリズムは次のようになっています。
●体のサイクル
・正午から午後八時 摂取と消化(食べることと消化の時間帯)
・午後八時から午前四時 吸収と利用(体への同化の時間帯)
・午前四時から正午 排泄(体内の老廃物と食物カスの排出の時間帯)
だから、朝食を抜いたとしても、本来空腹は感じないのです。
朝食の時間帯について考えてみましょう。
「排泄の時間帯」は午前四時から正午までです。
そして「摂取と消化の時間帯」は正午からになっていて、一体朝食はいつ食べればいいのかと思われた方も多いのではないでしょうか。
余りにも常識外れだとビックリなさるかも知れませんが、実は、人間の体は朝食を食べるようには創られていないのです。
宣伝によって作り上げられた「朝食信仰」を守っている人は、毎日貴重なエネルギーを浪費させ、排泄を妨げ、毒血症を発症させ、自ら病気の準備をしているようなものです。
本来お腹が空いていないにもかかわらず、習慣的に、或いは一日で一番大事な食事だと洗脳されているために食べているのが朝食です。
生理上、朝は本来の空腹は生じません。
一晩眠ったあと、肝臓にはおよそ2,000キロカロリー分のブドウ糖が蓄えられており、この分量がかなり減るまで、本当の空腹は起こらないのです。
本来空腹は、お昼前に起こるようなことは滅多にありません。
午前中食事を抜いても大抵の人が持ちこたえることが出来るのは、そのためです。
むしろ朝食をとることによって、体は不必要な食べ物の消化のために、莫大なエネルギーを浪費してしまうことになるのです。
私たちの体が行なう活動の中で、食べ物の消化ほど多量のエネルギーを使用するものはありません。
私たちが一日三食食べるようになったのは、比較的最近のことです。
古代ギリシアやローマの全盛時代、この両国では一日一食が決まりでした。
これらの国兵士たちは、今の時代なら超一流のアスリートに匹敵するほど強靭な男たちでした。
衣類や食料のほかに、今日のポーターならよろめきながら歩くような鉄の重荷を持って何日も行軍したといいます。
彼らの食事は一日の仕事を完全に終えたあと、と決められてました。
食事をすると仕事の能力が低下してしまうからです。
日本でも一日三食の習慣が始まったのは室町時代あたりからと言われています。
「朝食をしっかりとらないと力が出ないよ」と小さい頃から言われてきましたが、それは私たちの思い込みに過ぎなかったのです。
カロリー的に見れば、私の場合適正カロリーは体重が65kg程度なので1,600~2,000kcal程度です。
一食平均にすると540~660kcalです。
しかし、例えば
・カツどん 1,050kcal
・サローインステーキ定食 900kcal
・ラーメン 500kcal
・ビーフカレー 850kcal
など予想以上にカロリーがあります。
私たちは自分が思っている以上にカロリーオーバーとなっているようです。
朝食をフルーツに変えただけで、かなりのダイエットになった方もいらっしゃるようです。
以下、「常識破りの超健康革命」松田 麻美子著よりご紹介します。
体は午前中、排泄を最も活発に行なうように創られています。
眠っている間に肝臓に蓄えられたエネルギーを排泄の方へ振り向け、体の中に溜まっている老廃物の排泄を行います。
これは体を浄化し、有害な物質をとり除くための自然のプロセスであり、この作業が円滑に行なわれていく限り、私たちは決して肥満にならないばかりか、
・肩凝り、頭痛、腰痛、神経痛、便秘、貧血、ニキビ、肌荒れ
・様々なアレルギー(花粉症、湿疹、アトピー性皮膚炎、喘息など)
に悩まされるようなことは決してありません。
朝食をとることは、その時間帯に最も活発に行なうようにプログラムされている排泄作業用のエネルギーを体から奪い取ることになります。
何故なら、体に食べ物が入ってくると、体はその消化を最優先して行なわなければならなくなるからです。
そのままにしておけば、食べたものは摂氏37度という消化器官の内部で腐敗・発酵し、非常に有害な物質をつくり始めるからです。
あなたがスリムで健康な体を望んでいるとしたら、老廃物の排泄や体の浄化のために充てられべきエネルギーが、朝ご飯の消化に振り向けられてしまっているという事実に早く気付くべきでしょう。
「朝食はしっかりとりましょう」は悪しき食習慣である!
多くの人々が嘆いているお腹やお尻周辺の余計なものは、排泄されずにいる有害な老廃物です。
通常毎日一度は排便があるという人でも、腸に4~5キロの宿便を溜め込み、大腸の70%は古い便で詰まっていると言います。
午前中、正午までは、体のエネルギーの大半を老廃物の排泄と体の浄化を集中的に行なう方へ振り向けてやれば、排便は一日に二、三度あるようになり、宿便がとり除かれて、肥満や様々な体のトラブルから解放されていきます。
そればかりか、年をとると避けられないと思われている
・血圧、血糖値、コレステロール値、中性脂肪値
・尿酸値、肝機能などの異常、関節リウマチ
・ガン、心臓病、脳卒中
などの諸症状さえも避けることが可能となるのです。
朝食を抜いた経験のある人には実感できると思いますが、朝、何も食べなくても昼食時間まで十分持ちこたえることができたのではないでしょうか。
その理由は、この「からだのサイクル」にあてはめてみれば、十分納得出来ることでしょう。
人間の体は正午までは「排泄」を求めているのです。
決して食事を求めている訳ではありません。
昼食時間が過ぎても食べずにいると、体は段々不快になってくるのも同様の理由です。
体はすでにそのとき「摂取と消化の時間帯」に入っていて、食べ物をとり入れる準備態勢が整っているからなのです。
「朝食はしっかりとりましょう」
という掛け声のもと、この伝統的な悪しき食習慣こそが、体に最も大切な「排泄の時間帯」を妨げ、太り過ぎで悩む人を益々増やす元凶になっているのです。
満腹になるまで朝食をとり、昼食時にもおなか一杯食べ、夜も豪華なディナーを食べていては、排泄よりもとり込む方に圧倒的な時間を割いていることになります。
これではいつまで経っても贅肉とは決別出来ません。
「体のサイクル」を頭に入れて食生活を続けていくと、私たち人間が自然界の一つの生き物であることを再確認し、自然のリズムの素晴らしさをハッキリと自覚できるようになります。
有害な老廃物や毒物を体外に排出する力、肥満した体を本来のスリムな体型に戻す力、それらは自然が与えてくれた人間本来の機能なのです。
自然のリズムともいえるこうした「体本来のサイクル」に基づく生活習慣に戻せば、たちどころに体重は減り、体のまつわる悩みは消え去り、人間の本当の姿と生きる喜びを深く感じることでしょう。
朝(午前中)、体の自然な排泄を妨げず、しかも何か食べたいという欲望を満たしてくれる理想的な食べ物があります。
それは消化には殆どエネルギーを使わない「果物」です。
【出典】「常識破りの超健康革命」松田 麻美子著