連続冒険小説 霊験導師わむたん

わむたん

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宮司探偵✡命和夢シリーズ 鬼面蜘蛛事件(1)

自作小説

美麗な花々が咲き乱れ、紫色の蝶が求愛のダンスを踊るぽかぽか陽気のある日。

天命福招神社で宮司が庭の手入れをしていた。

天命福招神社は、長い歴史を持つ古事記のアマテラス関係の神々を祀っている。お参りをすると福がやって来ると評判の神社である。

その美しい境内にしゃがんで花を植えている宮司に後ろから近づく者があった。

「やぁ、命くん。」

花を植えていた宮司は振り返った。

「緑川くん。こんな時間にどうしたんだい?」

命和夢(みことわむ)は優しい眼差しで緑川吾郎(みどりかわごろう)を見つめた。

「命くん。実は・・・また難事件なんだ。」

緑川吾郎は命和夢の大学時代からの友人であり今は出世街道を登り詰め警察庁の若き長官である。つまり警察のトップである。警察でも解決不可能な難事件を、そのたぐいまれな推理力を使って宮司をやりながら人々の相談を受けていて命探偵と人々に呼ばれている命和夢に時々相談にやって来るのである。

「そうか。じゃあ中に入ってお茶でも飲みながら聞くとしようか。」

命探偵はすっと立ち上がると、本殿の奥の方に建っている先祖伝来の自宅へと境内を歩いて行った。

命探偵がお茶と最中をお盆に載せて運んで来た。

「緑川くん。最中があったよ。これ美味しんだぜ。」

命探偵は大の甘党である。緑川長官はお茶を受け取り一口飲むとこう切り出した。

「命くん。あれが出たんだよ。」



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