福はみんなの心の内に。
今年が始まってもう一か月。
職場では、コートの大量生産が一息つき、
今までずっと入っていた裏地のミシンから外されて
その日ごとにあっちの部署へこっちの部署へとたらい回し、
出勤してみるまで今日の仕事がどうなるかわからないという日々に、
……たいへんにモチベーションが下がっております……。
裏地の上司はどっちもとても指示が丁寧でいい人たちだったけど、
今私に仕事をくれる上司は指示や采配がとても下手くそで
おまけにたいそうヤニ臭くて。
……そういえば、去年もこのくらいの時期、
ちょっと体調が悪くなると仕事行きたくなくてサボってたなー……。
仮にも社会人としてあるまじきことなのはよく承知しているのだけど……。
どうぞこの意志と体の脆弱さを笑ってくれ。
昨日、妹と新潟市で落ち合って遊んできました。
主な目的は、万代島美術館の鴻池朋子さんによる巡回展
「皮と針と糸と」。
うまく言えないけど、とても良かったです。
革って不思議な素材だよねー。
生き物から取れる素材だから温かみもあって、
でも何かこう、迫力みたいなものもある。
大きなホールを二つに仕切っていた巨大な革緞帳と、
そこに描かれていた幻想的な絵は特に大迫力でした。
革のマントを着た子供のマネキンと、
ジオラマに埋め込まれた大きな顔の作品も好きだった。
(密かに、随所に隠れているあの顔を「顔ちゃん」と呼んでいた)
そのあとはまあ、万代に移動してショッピングしたよね。
今回はけっこう満足のいく買い物ができたと思うけど、
オシャレショップによくいるやたら押しの強くて
めちゃめちゃ話しかけてくる店員さんは私も妹も苦手です。
で、こういう一日遠出して遊び歩くみたいなことをすると、
近年の私は体力がなさ過ぎて、
夕方ごろにはひどい吐き気とめまいに襲われて
グロッキーになることが多かったんですが、
最近たまにジムに行く習慣ができて体力が多少ついたのか
今回はそこまで大変なことにはならなかったのがうれしい。
本当は、来月にもまた東京で妹と会って
家宝やドールイベントに行ってみようね、なんて話をしてたんですが、
昨日の一日でだいぶ「たまには遠出してパーッと遊びたい欲」が満たされたし
逆にお財布の中身は若干寂しいことになったしで
……正直来月は出かけなくてもいいなあ、という気持ちになりつつある……。
(インドアオタクは、たとえ気の置けない妹と遊ぶことであっても
「出かける」というだけで完全なオフではなくオンタイムになってしまうのだぞ)
なんとか妹と話して、東京行はもうちょっと先に延期してもらおうかな。
家宝に行けないのは残念だけど……。