中学生ってなんで馬鹿なの？可愛いの？うちの子だけ？

「なんとかしろやっ」
「聞いとんかいっ」
ようこそ、林檎の城っではなく。
保健室へようこそ。
愉快な中学生はドアを蹴り代わる代わるやって来る
「皆んな、保健の先生に何を期待するの？どっからどう見ても、身長低いし。毛布離されへんほど貧弱なのよ？」
立ち上がるのもめんどくさい。
頬杖をつき冷たく見据える。
「あんたらが殴ったらノックアウト確定。それを前提で、皆さんお座り下さいな」
よく学校にある教師用の机にさらに長机をひっつけ距離は十分とってある。
「やる気ないよな。怒らんの？」
「A君、180センチ75キロやろ？私は155センチに40キロそこそこしかないの。どっち勝つ？」
「俺やな！よわっ。お前・・・」
「太郎さんっって、素敵なお名前ね？花子さんは今から私に吐こうとした暴言をお伝えするとなんて言うかしら？」
子供の個人情報書類から両親の名前を読み上げる。
「ちょーっ。なんで、俺のおとんとおかん知ってんねん！」
「保険調査票。保護者の名前は勿論、お勤め先情報まで事細かく記載されている先生の必殺奥義。あぁー、花子さんの電話番号が先生の目の前にある」
残念な幼児体型の林檎さん
「ちょー。まじ、先生ごめん」
「ん？体温測りに来て何を謝ってるん？」

回転椅子に男子生徒×3で座り遊ぶ
「もうっ。お遊戯やめてっ。めんめ」
まともに怒っても疲れるだけ
生徒「ここ、幼稚園？」
突っ込むのはガタイのいい男の子
「託児所」
授業の合間に教科の先生から、お預かり

そして、林檎の素行がよくないからか
茶髪、化粧、ピアスを開けた生徒が何故か来週多数…チャイムが鳴っても教室に入らない
生活指導の先生が巡回に来て怒鳴りつけられ教室にと言うのが林檎が来るまでの恒例だったそうだが
怒鳴り声を聞くのが面倒
「はぁーい。良い子の皆んな、おてて繋いであげるから行くよ」
「いらんしー」
「しゃーないな」
怒鳴られることに慣れた生徒は何故か幼稚園扱いが本当にきく

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