セカンド

結晶

小説/詩

白い雪が
舞い降りてくる

音もなく
いくつも

それはそれは
いくつもいくつも

手のひらに優しくとまり
にじむように溶けていく

わたしは探している
溶けない雪の結晶を

それは小さな愛の結晶
それは小さな真実の結晶

頑なに凍り
愛を真実を凍結させている

その愛をその真実を
確かめるためには

手のひらの中で
優しくじっと融かすしかないのだろうか

わたしは
今まだ立ち尽くす

白く積もる
雪の中に

この想いを
愛を真実を

強く強く
確かめるために



なんて
ふと電車の中で浮かびました

春が早く来ないかな!

  • セカンド

    セカンド

    2017/02/23 00:40:13

    いしころ様

    風邪のほうは大丈夫ですか!

    雪の結晶ってキレイですよね
    人の心や思いが結晶になったらどうなるのでしょう?

    色は何色で大きさや形は・・・
    純粋な心はたぶん白い結晶になるのかな

    結晶と結晶が合体して
    新しい愛の結晶が出来る?なんていい感じ

    ふと思いました^^

  • いしころ

    いしころ

    2017/02/22 12:56:42

    すべての人に宿れし結晶
    温かい心に触れた時
    それは融けるのですね
    もともと目には見えないものだから
    立ち尽くす「わたし」・・の余韻がいいね

  • セカンド

    セカンド

    2017/02/20 13:52:02

    奈柚様

    自分は真なるものは世の中に存在しないと思っています
    よく言う「真の○○」

    でも理想としては存在するのかな

    溶けない雪の結晶もそんなもので
    それは理想に近いものです

    想い、理想っていつも何処かに持っている
    でもなかなか実現しない

    理想の結晶は見つけるものなのか
    育てていくものなのか

    大切に育てていくって素敵ですね
    きっと真夏でも融けない結晶が出来るはず!

  • 奈柚

    奈柚

    2017/02/20 12:42:31

    終わりのない始まりはない
    溶けない雪もない
    溶けた雪は違う形になるだけ

    結晶が壊れない保障もないけど

    そうだね
    壊れないように育てる結晶ならあるかもね^^