脳活日誌727号
寒さも峠を越したか。
寒さに体が慣れてきたのか、どことなく太陽の光に春が匂ってくる。風の冷たさに愛を感じる。このフレーズがいい。冷たさの愛か。雪国の肌のぬくもりか。青春時代の興味津々たる青臭い年齢の頃、有名な映画監督が道楽で製作したのではないかという噂があった裏ビデオの映像が、今も脳の隅に焼き付いている。それは雪国の寺のお堂の中での情景なのだが、詳しくは書けない。もう一つの映像は背景にバッハのG線上のアリアが流れていて、伊豆か湘南の海が舞台になっていたように思う。このように書くと、川端康成の「眠れる美女」が思い浮かぶ。連想ゲームをしているような不思議感がある。
脳の作用というのは連想力の魅力である。いろいろな場面が次々浮かんでくるという脳の働きである。この脳の活力を上手に活用していけばいいのであるが、この敏感さが、ちょっとした弾みで映像が崩れる。問題が発生するのである。思い過ごしとか、幻想であるとかの違和感が生れる。美術品とか工芸品、骨董品でも、素晴らしい純正作品を最初に、しっかりと頭に焼き付けろ、といわれる。いいものを見て育たないと偽物に騙されやすいとされるのである。だが、一級品は数が少ないので、滅多にお目にかかれる機会がない。感性を磨き上げるには困難を伴う。
普通は凡作や贋作にまみれているから、美的感性を磨くのは至難である。駄作や出来損ないのオシャカであっても、一流と言われる人の習作には、どこかに光るものが散らばっているものである。才覚のある監督が気まぐれに製作したものであっても、何か抜きん出て訴える力があるから、凡夫にも影響を与えるのだろう。
みき
2017/02/23 21:30:03
ごま塩ニシンさん、こんばんは。
ご心配おかけして申し訳ありませんm(_ _)m
はい、大丈夫です。
今週も後半、がんばりますね♪
2月ももう最後の週末なんですね。
もうすぐ3月。
春ももうすぐそこです♥
アメショ
2017/02/23 15:44:54
花は空間哲学! 頂。(笑い。
三寒四温で、慣らされて。 でも、もう、春だろう。
北の方々の方が、積雪が、あるぶん、きっと、解ってる。
NASA君。