ごま塩ニシン

脳活日誌728号

日記

   ボンドで壁の修理。
 壁の隅が古くなって崩れ落ちてくるので、セメントボンドを買ってきて修理をしていた。古屋の修理は小まめにすることである。いわゆる対処療法である。傷んでいる状態を放置しておくのはよくない。ちょっとしたことでも、気を抜かずに小まめに修理をしていけば、長持ちする。邪魔臭いから、うっちゃっておくと被害が拡大してくる。こうした修理の問題は性格にもよる。この点、小生はコツコツやるのが好きである。面倒くさがらないのが小生の性格である。

 短気な性格の男性なら、こんなことやってられるかと投げ出すタイプもいる。何事も生活のためだから、根気強いタイプの人間を選ぶことである。根気がなくても銭を稼ぐ能力が優れておれば、人を雇って改修すればいいことである。何でも自前でするというのは貧乏性の変形かもしれない。どうしても、チマチマしたことしかできなくなってくる。困ったものである。

 家の修理のことは、あと何年生きられるかという観点から、これから新しくしても、売る羽目になるのであれば、無駄なように思えてくる。積極的な投資はなかなかできなってくる。生活に展望が出てこないのである。高齢化社会が進むと、こうした消極的な人間が増えていくだろう。古屋で、空き家で、ゴミ屋敷となれば社会問題である。スマートに生きるということは夢の夢だ。

 何時も、何とかしなければと考えるが、結論が出てこない。困ったことだ!