脳活日誌729号
行事が季節を動かす。
奈良は何と言っても。東大寺二月堂のお水取り行事だろう。3月になると無病息災を願って竹で作られた、お松明がお堂を駆け巡る。この行事が終わらないと、温かくならないと昔から言われている。この時期は豊年豊作を願った、お田植祭りが各地の神社で行われている。ドロをかける行事、竹筒に米を入れて炊く行事などもある。弥生時代から米作りを安定させることが生活のすべてであった。米の生産と流通を、いかに支配するか、これが封建時代の王者の証しであった。
今は違う。工業製品を基礎にIT産業や半導体を使ったソフト開発の時代になっている。IT祭りや、ソフト開発祭りといった行事で情報化時代を大衆向けにアレンジしていく必要があるだろう。ITやゲームと言えば、引きこもり現象になりがちであるが、もっと開かれた祭り、イベント感覚を導入すればいいのではないかと思う。最近の祭りは、お笑いゲーム感覚になっている。笑いは芸かもしれないが、ガハハハハハと、ただ笑い転げているだけでは、文化は出てこない。何か工夫が望まれる。笑い流しは何も生まれない。
日本人の美的感性には素晴らしいものがある。ITや情報サービス社会の中で得意の器用さを生かして、生活工芸の分野をおおいに広めてほしい。オシャレであるとか、可愛らしいとか、奇麗と言った日本人の感性を取り入れた製品を沢山生み出してほしい。生活に有用な商品を作り出すことが繁栄なのである。100円ショップなんかへ行くと刺激を受ける。100円という制約の中でいろんな考案がなされていることに驚嘆する。この刺激をさらに進化させることだろう。
みき
2017/02/26 12:21:48
ごま塩ニシンさん、こんにちは。
2月最後の日曜日。
お休みの日は時間の経つのが早くて、もう午後に突入です(>_<)
お仕事の日は、午前って長いんですけれどね~。
ちょっとですけれど、暖かくなってきた感じもします。
ですので、お家の中に入れてあったカネノナルキ、今日は日中だけお外に出してあげることにしました。
やっぱり、お日さまに当ててあげたいですから(*^^*)
夕方、またお家に入れてあげます。
今週もよろしくお願いします。
みき
2017/02/25 13:18:25
ごま塩ニシンさん、こんにちは。
今日はおかげさまでお休みです。
お祭り。
本来は何かを神さまにお願いする神事だったんですよね。
そのお祭りの起源を調べると、いろいろわかってくることがあります。
仕方のないことかもしれませんけれど、最近のお祭りは観光化しているところもあって、ちょっと残念に思います。
難しいところなんでしょうけれど。