脳活日誌737号
時代の鼓動。
今は情報社会である。個人がスマホという情報機器を持っている。私の小学校の頃は、古物商にあるような黒電話を手に入れるのが困難な時代であった。ところが、スマホ時代は個人が情報の発信者であり、受け手であるわけである。これから先もう、進歩がないのではないかと思っていたら、物にAI(人工知能)なる機能が付加価値として常備されるようになってきた。人間だけが独自に持っていると過信してきた身体機能、見る、聞く、書く、覚えると言った人間独特の機能が物にも付与され、物が人格を持つ時代へと進んで行くようである。技術の発展は無限のようだ。
古いスクラップ帖を見ていたら、1995年11月20日付けの日経新聞に「溶液を流すだけで自動的に。分子が行儀良く整列」という見出しの記事が目に留まった。今から23年も前に仰天するような技術を「ERATO板谷プロジェクトが発見」したと記事に書かれている。この発見が、その後どのように進歩しているのか、興味が津々とわいてきた。分子コンピューターや分子制御による器機が今後、多数出てくるかもしれない。半導体技術の先の先を行く技術である。
知能を制する者は世界を制覇する。これは事実だろう。予想外の技術を応用して商品を提供する。日本が生き残れる方法は、これしかない。幼稚園児に明治時代の教育勅語を暗唱させて、先端技術の製品は生まれてこない。神風は産業界に起こらない。英国人のジェームス・ダイソンの考えが先端を行っている。イギリス本国で基礎研究を確立し、シンガポールで各国の技術者を集めて製品化していく方策を考え、生産場所は中国その他でよい。世界規模で新技術の鼓動が響くようだ。
みき
2017/03/06 20:53:06
ごま塩ニシンさん、こんばんは。
あ~、私、まだスマホ持ってません~(^^)v
ガラケーでがんばってます。
まだまだ使えるのに、なんだかかわいそうな気がして。
小さい頃、まだ黒電話があったのを覚えています。
今は、固定電話すら影が薄くなってきましたものね・・・
アメショ
2017/03/06 13:56:57
指揮者の小澤の息子が、活動しだした。なにか、あるのか???。
あー大人買いしたい。