セカンド

瑠璃色

小説/詩

愛の欠片がポタリと落ちた
それは金属の音を立てて砕け散った

その時に光を放った
擦ったマッチの閃光のような

私は愛の色を始めて見た
奇麗な瑠璃色だ

それはいつか夢に現れた色だ
私の手のひらから零れ落ちた色だ

それは白い雪の中へと吸い込まれ
消えていった

わずかに瑠璃色に染まった雪の淵に
涙が凍った

瞬間小さな音か心に沁みた
瑠璃色に同化した涙の凍る音だ

それを聴き
私は再び哭いた

その時だ
冷たくこだまする音の中で

目の前の純白の雪景色が
鮮やかな瑠璃色に染まったのは



冬も終わりに近づき
雪景色も消えようとしている

一つの愛が終わる一方
一つの愛もどこかで始まっていく

春の訪れに合わすかのように

なんて床屋での待ち時間に
浮かびました

関係ないけど今日の夕食のデザートは
見だらしだんご&アンコのだんご

ブラボーです^^


  • セカンド

    セカンド

    2017/03/11 00:31:05

    奈柚様

    多くの憎しみの上に
    愛が存在するるのかも

    愛に気づくには
    反面的な物が必要なのかな

    愛の色ってそれぞれに
    違う色なのかな?

    冷ややかな青系より
    温かい赤系の方がマッチしているのかな?

    赤は情熱の愛
    青は深い愛って感じ?・・・かな?

  • 空孤

    空孤

    2017/03/11 00:25:28

    瑠璃色・・・美しい色ですよね。
    瑠璃色は、藍色なんてね、唐突に浮かんできました。

    床屋さんでどのように変身されたのでしょうか?

  • 奈柚

    奈柚

    2017/03/11 00:19:23

    終わる時に色づいて光るとしたら
    あの恋は何色だろうか?
    って考えちゃいました

    この星には 数えきれない程の愛と
    同じだけの憎しみもあるのだろう
    だから 愛の尊さを感じられる

  • セカンド

    セカンド

    2017/03/09 09:47:56

    いしころ様

    愛の色って地球の色
    そんな感じが浮かびました

    僕たち生き物はみんな地球の子共ですから
    この星の慈しみの中で生きている

    地球が励ましてくれる
    それは力強い?かな

    それより団子が美味しかったです
    あっという間にペロリンコです^^

  • いしころ

    いしころ

    2017/03/09 02:48:04

    綺麗だね 愛の色って
    美しい瑠璃色に染まった地球を見てみたい気がします 
    血なまぐさい戦いはもう終わりにしてほしい
    真っ白な大地が色づいていく 沢山の命が 大地を押し上げ芽吹く季節 
    みたらしだんごとアンコのだんごの夢 見るかも ブラボーって叫んじゃうかも
    早く あったかくなぁ~れ!(^^)/ (床屋の待ち時間にステキな世界が広がったね)